クラシックを軸にしながら、どんなジャンルの枠にも収まらない異端のピアニスト、角野隼斗に密着したドキュメンタリー。数々のコンクールで輝かしい成績を収め、2024年に世界デビューアルバムを発表、YouTubeでは“Cateen(かてぃん)”名義で活動する彼の今を追う。監督はドキュメンタリー番組『情熱大陸』や『Real Folder』で角野の姿を捉え続けてきた望月馨。
ストーリー
2024年7月14日、日本武道館。13000人の観客が見守るなか、その圧倒的なパフォーマンスは観る者すべてを魅了。そして、一人のピアニストが新たな世界への出発を宣言する……。1995年、千葉県に生まれた角野隼斗は、幼い頃から数字に魅了され、母のピアノ教室で鍵盤に触れながら育った。数々のコンクールで輝かしい成績を収めた彼はクラシック音楽以外にも興味を持ち、東京大学理科一類に進学。YouTubeに音ゲーの動画を公開し、後に“Cateen(かてぃん)”としてピアノ演奏動画も注目を集めるようになった。従来のピアニストとは異なる道を歩んできた角野だが、大学院時代、最後の思い出として出場したピティナピアノコンペティション特級でグランプリを受賞。ショパンコンクールに挑戦するものの、ファイナリストに残ることはなかった。だが、彼の人生は大きく変わり始めていた。その後、全国ツアーは完売、様々なメディアやステージでも観客を魅了し続けている……。角野隼斗はなぜここまで人気を得ることが出来るのか。クラシック音楽、ピアノ、そして音楽そのものに対して挑戦する、時代に選ばれたピアニストが歩む茨の道、その先に待つ未来とは……。
スタッフ
チケットby MOVIE WALKER STORE
販売終了 2025/2/27(木)
一般 ¥2500