
「わたしたちの家」でPFFアワード2017グランプリを受賞、2018年第68回ベルリン国際映画祭フォーラム部門へ正式出品するなど、国内外で高い評価を得る清原惟監督の特集企画『清原惟監督特集 七つの合図、夢のなかで』内の1プログラム。屋久島で撮影した台詞のない小品「波」(2017年/5分)、脚本を使わずに即興的に撮った実験的作品「網目をとおる すんでいる」(2018年/15分)、小さくも優しい一晩の物語「これが星の歩きかた」(2020年/26分)、オムニバス映画「MADE IN YAMATO」に収録された「三月の光」(2022年/26分)の短編4作品を上映。
ストーリー
「波」女は男に尾けられている。男の姿は離れず、波の音はまだ聴こえない。「網目をとおる すんでいる」河原に散歩に出かけたある日、そこに住んでいる“誰か”の家を見つけて……。「これが星の歩きかた」2020年のとある日、太陽フレアによって電波障害が発生。その影響で早めに閉店したデパートに取り残されてしまった木下花は、かつての同級生・渉と偶然再会する。スマホも使えず、ふたりは閉ざされたデパートで過ごす。「三月の光」高校を卒業したばかりの莉奈は川辺に佇む。同級生の男がやってきて莉奈にしつこく付き纏うが、莉奈は相手にする気もない。海に行きたいと言う莉奈。やってきたバイクに乗せてもらい……。
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作品データ
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