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毎熊克哉
蝶野
父親とのトラウマを抱えたまま、時が止まったような廃工場で「初級演技レッスン」を開いたアクティングコーチが、即興演技を通じて、心に悲しみをもつ人々の記憶に入り込み、彼らの人生を遡っていくことで奇跡に出会う物語。監督は2020年の「写真の女」でSKIPシティアワードを受賞した串田壮史。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2024のオープニング作品として上映された。
父を亡くした子役俳優の一晟(岩田奏)は、ある日学校の帰り道に、『初級演技レッスン』という看板を掲げた古工場を見つける。恐る恐る中に入ると、全身黒ずくめのミステリアスな演技講師・蝶野(毎熊克哉)がいた。蝶野に導かれるまま、一晟がその場で即興演技を実演すると、不思議な体験をするのだった。一方、一晟が通う学校の担任教師・千歌子(大西礼芳)は、学校で演劇教育の必須科目化の是非を迫られていた。そんななか、誘われるように『初級演技レッスン』を訪ねる。千歌子も蝶野との出会いによって、想像だにしていなかった奇妙な体験をする……。
監督、脚本、編集
エグゼクティブプロデューサー
エグゼクティブプロデューサー
撮影監督
音楽
美術
スタイリスト
ヘアメイク
照明
助監督
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
アソシエイト・プロデューサー
スチール
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