メリー・ポピンズ|MOVIE WALKER PRESS
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メリー・ポピンズ

1965年12月10日公開,139分
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イギリスの女流作家P・L・トラヴァースが1934年に「メリー・ポピンズ」を生んで以来、ショウ・ビジネスのプロデューサーたちは権利の獲得にひしめいたという。脚色はビル・ウォルシュとドン・ダグラディらディズニーのトップ・ライターが担当、撮影はエドワード・コールマンによる。音楽は、リチャード・M、及び「夏の魔術」のロバート・B・シャーマン兄弟による歌曲と、アカデミー賞受賞の音楽監督アーウィン・コスタルによる編曲と指揮。コスチュームおよびデザイン顧問はトニー・ウォルトン、振付はマーク・ブロウ、ディ・ディ・ウッド夫妻、漫画監督はハミルトン・S・ラスク、漫画美術監督はマックラレン・スチュアートらがそれぞれ担当した。出演は「サウンド・オブ・ミュージック」のジュリー・アンドリュース、「バイ・バイ・バーディー」のディック・ヴァン・ダイク、「トム・ジョーンズの華麗な冒険」のデイヴィッド・トムリンソン、ほかにグリニス・ジョンズ、ハーミオン・バッデリー、カレン・ドートリス(子役)マシュウ・ガーバー(同)、エルザ・ランチェスター、エド・ウィンほか。製作はウォルト・ディズニー、製作補佐はビル・ウォルシュ。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

1910年。ロンドンでも美しい桜通りに住むバンクス氏(デイヴィッド・トムリンソン)は銀行家で気むづかし屋。奥さん(グリンス・ジョーンズ)も婦人参政権運動に夢中で子供は放りっぱなし。乳母任せの子供たちは腕白ざかりで一向に乳母が居つかない。ある日、子供たちは自分の夢にぴったりの、優しくて、美しい、親切で若い乳母の条件を書いて父親に見せたが父は紙片をストーブに放りこんでしまった。それは煙突から空高く飛んでいった。翌朝、パラソルを開いた若い女性がフワフワ空からやってきた。子供の書いた紙片を持って。メリー・ポピンズ(ジュリー・アンドリュース)である。自分勝手に子供部屋へ行き、指を鳴らすと魔法のように散らかったものが片づき、不思議な鞄からは何でも出すのだ。日課の散歩のときなど大道芸人バート(ディック・V・ダイク)の描く絵の中にさえ入って行け、遊ぶことさえできる。彼女がやって来てからは家中が朗らかになり、歌まで歌いだしたのがバンクス氏は不思議でたまらない。子供の躾に厳格なバンクス氏は子供たちに倹約を教えようと預金させようとした。銀行の老頭取が無理に預金をさせようとしたので、子供は思わず「私のお金を返して!」と大声をだした。それを聞いた預金者たちは銀行が危ないのではないかと勘違い、あわてて払いもどしに殺到、大混乱になった。逃げだした子供は途中で煙突掃除夫姿のバートに出会った。煙突だらけの屋上に上ると、煙突の中からメリー・ポピンズが現れ、あちこちから煙突掃除夫が飛んできて、皆で踊りつづけた。その夜、バンクス氏は銀行から呼び出しをうけて重役から叱りとばされたが、メリー・ポピンズのことが目に浮び、まったく気にならない。翌朝、陽気になったバンクス氏は一家揃ってタコあげにでかけた。一家の楽しそうな姿を見てメリー・ポビンズは風に乗って空に舞い上がった。公園では銀行の重役までがタコ上げにきょうじている。重役たちはバンクス氏を重役にすることを決めみんなで楽しんでいたのだ。メリー・ポピンズはきっとこれからまたどこかへ幸せをまきに行くのだろう。

スタッフ

ウォルト・ディズニー

製作

ビル・ウォルシュ

共同製作、脚本

ロバート・スティーヴンソン

監督

ドン・ダグラディ

脚本

パメラ・トラバース

原作、監修

エドワード・コールマン

撮影

キャロル・クラーク

美術

ウィリアム・タントク

美術

リチャード・M・シャーマン

音楽

ロバート・B・シャーマン

音楽

アーウィン・コスタル

編曲

コットン・ウォーバートン

編集

トニー・ウォルトン

衣装デザイン

チャック・キーン

衣装デザイン

ガートルード・ケイシー

衣装デザイン

エミール・クーリ

セット

ハル・ガウスマン

セット

マーク・ブロウ

振り付け

ディ・ディ・ウッド

振り付け

ビル・トーマス

衣裳

ロバート・O・クック

音響効果

ディーン・トーマス

音声編集

パット・マクナリー

メイク

ラ・ルー・マトゥロン

ヘアメイク

イヴリン・ケネディ

音楽編集

ナット・ファーバー

振付け

ハミルトン・S・ラスク

アニメーション監督

マクラーレン・スチュワート

アニメーター

ミルト・カール

アニメーター

オリー・ジョンストン

アニメーター

ジョン・ラウンズベリー

アニメーター

ハル・アンブロ

アニメーター

フランク・トーマス

アニメーター

ウォード・キンボール

アニメーター

エリック・ラーソン

アニメーター

クリフ・ノードバーグ

アニメーター

ジャック・ボイド

アニメーター

アル・デンプスター

背景

ドン・グリフィス

背景

アート・ライリー

背景

ビル・レイン

背景

ピーター・エレンショー

特殊効果

ユースタス・ライセット

特殊効果

ロバート・A・マッティ

特殊効果

ボブ・ブロートン

特殊撮影

アート・クルイックシャンク

特殊撮影

作品データ

原題
Mary Poppins
製作年
1964年
製作国
アメリカ
配給
ウォルト・ディズニー・プロ
上映時間
139分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.9
  • パライバ

    3
    2013/12/18

    いったい何年ぶりで映画館で見たのやら。
    子どもの頃初めて見た時、実写とアニメが共存する画面があまり好きではなかったのを思い出しました。でも今回改めて映画館で観て非常に高度な画面の処理をしてるのではないかと気づかされました。それとともにファンタジー部分以外もほとんどがスタジオで撮影されていることに初めて気づきました。映画って、ウォールド・ディズニーってすごいです。

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  • 夙の一郎

    5
    2013/10/9

    全ての曲がパーフェクト。確か小学生の頃劇場で観ました。様々なエピソードの積み重ねで夢中になりました。実写とアニメの合成でこんな映像ができるんだと大感激しました。厳格なお父さんにもっと愛して欲しい子供達。でもこの作品では、子供達の方が少し冷静(だから余計健気)。大切なことは思いやり。このテーマを名曲『チムチムチェリー』、『フィードザバード』が突き付けてきます。そして『レッツゴーフライアカイト』によるハッピーエンド。良い流れですね。 メリーやバートはきっと天使なんだよね。どのカットも楽しく、美しい。名作だと思います。『スーパーカリフラジリスティックスエクスペアリドーシャス』は今でも数々のCMに使われていますよね。本当に夢のような物語。

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  • 2006年から映画

    4
    2013/5/9

    空からお手伝いさんがやってくる。魔法が使えてかばんの中から何でも出てきて、絵の中にだって入り込める。

    ジュリー・アンドリュースの歌もいいしチムチムチェリーの曲も大好き!ディズニーアニメと実写の組み合わせも楽しい。

    当時はCGがない時代。ふわふわ空を飛ぶ動きはどう撮影したのかしら?とその技術の方に関心がいってしまいました。

    でもジュリー以外の人の歌があまり上手ではなく、睡魔に襲われることがしばしば・・。
    ワクワクしたのはジュリーがやってきて魔法を使うまで、ストーリーらしいものはあまりありませんでした。

    メルヘンチックなミュージカル映画です。

     ・ミュージカル好きの方
     ・おとぎ話が好きな方
     ・有名な映画を見たい方
      にお勧めです

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