メリケン押切帳:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
メリケン押切帳
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公開日不明
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「世界の与太者」「裸一貫(1931)」と同じくウィリアム・ヘインズが主演する映画。原作はジョージ・ランドルフ・チェスター作の小説に材を取ったもので、これを「海行かば(1930)」「暴露戦術」のチャールズ・マッカーサーが脚色し、「裸一貫(1931)」「盗んだ結婚」のサム・ウッドが監督し「ニュー・ムーン」「パリの魔人」のオリヴァー・T・マーシュがクランクした。助演者の顔ぶれは「燃ゆる海原」「戦う隊商」のアーネスト・トレンス、「河宿の夜」のジミー・デューラント、「運命の兄弟」「パリの魔人」のリーラ・ハイアムス、ガイ・キッピー、ジェール・ハミルトン等である。

ストーリー

稀代の詐欺師ウォーリングフォードは欧州旅行からの帰途、船中でブラッキー・ドウとカードをして遊びドウのインチキから二人は互いに知る間柄となった。ニューヨークに到着するやウォリングフォードはシラキュースの富豪から二万五千ドルの小切手を巻き上げたが、裏書すれば警察の手にあげられる恐れがある。なぜなら探偵のマッゴニカルは彼らを捕らえようと懸命になっていたから。ウォーリングフォードの泊まっているホテルの電話交換手でドロシーというキレイな娘がいたが彼女は些細なことから首になった。それで動機で彼は彼女の両親がペルトルという小さな町に粘土の山を所有していて土地の銀行家が安く買い占めようとしてることを聞きウォーリングフォードは仲間と共にペルトルに出掛けた。彼は直ちに粘土発掘の泡沫会社をデッチ上げて株を売りはじめた。銀行家は焦ってこれを買おうとする。ウォーリングフォードはドロシーの両親ヲ信用させるために例の小切手に裏書きせめばならなかった。父親は銀行に預けておいた方が安全であると思ったのでくだんの小切手ヲ銀行に預けたためたちまち彼の居所がマッゴニカル探偵の知るところとなり、探偵はペントルへ乗り込んで来た。ウォーリングフォードは、いまはドロシーに真剣に恋するようになったので彼は詐欺した金を株主に返済しようと決心する。しかしドウは自分がすべて責めを負い金を持って逃げるが運転手シュノッヅルは親切な探偵の援助でタック身にウォーリングフォードの問題を解決してのでウォーリングフォードハドロシ-を得て正しい生涯に入ることになった。

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作品データ

原題
New Adventures of Get-Rich-Quick Wallinford
製作国
アメリカ
製作会社
M・G・M


[c]キネマ旬報社