諾?否?:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
諾?否?
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諾?否?

1935年公開
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「悪夢」「逆間諜」のマーナ・ロイが「舗道の殺人」「ダンテの地獄編」のスペンサー・トレイシーを相手に主演する映画で、ジェームズ・エドワード・グラントの原作を「ターザンの復讐」のハワード・エメット・ロジャースが脚色し、「オペラは踊る」、「逆間諜」のサム・ウッドが監督に当たり「春の宵」「晩春」のジェームズ・ウォン・ホウが撮影した。助演者は「悪夢」「ある夜の特ダネ」のハーヴェイ・スチーヴンス、「透明人間」のウィリアム・ハリガン、「殺人ホテル」のロバート・グレックラー、クレイ・クレメント、ロバート・ワーウィック等である。

ストーリー

高価なコロノフ真珠が税関で盗まれた。盗んだのは有名な宝石泥棒エド・デクスターとハリィ・エームスである。ところがやはりその真珠に目をつけていたドク・エヴァンスとスティーブ・アーノルド一派は二人に先駆けされたのを恨んで後をつけ回している。そこでデクスターは一味の女賊ヴィヴィアン・パーマーの手鏡の柄に、その真珠を隠しておき、その事は彼女にも話さなかった。ある時ヴィヴィアンは、とある酒場で殺人の前科を持った男が刑事に退去命令を受けているのを救った。後で二人が一緒にいるところをその刑事に見つかって拘引されそうになった時、男は刑事を殴り倒し手二人で連れ立って高跳びをした。ところが実はその前科者は私服ロス・マクブライドの変装で予め計画したことだったのである。ヴィヴィアンはそれに気がついていたが、ドク一派の者が彼女の後をつけているのを知って、その手から逃れるためマクブライドと坑道を共にしていた。一方ドクはヴィヴィアンがデクスターに長距離電話をかけていたのを見て、真珠を横取りしようとした。しかし意外にも真珠はヴィヴィアンの手鏡の中に仕込んである事を聞き、ドクとスティーブはデクスターを連れて再び彼女の跡を追った。その頃ヴィヴィアンとマクブライドはドク一派の手を逃れて豪雨の夜をついて田舎の山道に来かかった。人家を見付けて一泊を乞うと、ちょうどこの女房がお産をしようとしているところだった。二人はいろいろ親切に手伝って無事にお産は済んだ。主人のうれしげな顔を見ていると、ヴィヴィアンはいまさらのように今の生活に嫌気がさして、その夜デクスターに電話をかけて手を切った。マクブライドその電話を盗み聞いて女をたすけてやろうと思った。二人はお互いに彼等の愛を告白した。しかしその時あやまって手鏡を壊し、中から真珠が出て来たので、彼は再び彼女の心を疑ったが、翌朝ドク、スティーブ、デクスターがここへ来て彼等を引き立てた。途中の茶店でマクブライドはすきをみて彼等を倒したが自分も重傷を負った。まもなく病院のベットで彼はヴィヴィアンの手をとって将来を誓った。

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作品データ

原題
Whipsaw
製作年
1935年
製作国
アメリカ
配給
MGM映画日本支社
初公開日
1935年
製作会社
MGM映画


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