モダーン・イヴ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
モダーン・イヴ
モダーン・イヴ
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モダーン・イヴ

1929年公開
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「金髪騒動」「陸戦隊のモーラン」と同じくフランク・ストレイヤー氏の監督作品でグラディス・レーマン女史が原作並びに脚色の筆をとった。主演者は「私のあなた」「乙女純情」のパッシー・ルス・ミラー嬢と「紳士は金髪がお好き(1928)」「万事円満」のフォード・スターリング氏、で他に「ブロードウェイ・メロディー」のジェット・プラウディー氏、「ウォール街の狼」のアーサー・ランキン氏、ガートルード・アスター嬢その他が助演している。カメラは「青春の夢(1929)」「ドノヴァン」のテッド・テズラフ氏が担任。

ストーリー

とかく事業家というものは息子とあまり年の違いはない若い細君を持つものである。御多分に洩れずフォードも若い細君を持って息子のトムから軽蔑されていた。親爺と息子は従って毎日事務所でけんかの種がつきなかった。息子のトムは秘書のイーヴ・グラントと公然と愛を囁いて親爺に対抗した。さてエド・マックという第一の顧客がシカゴから御来館、歓迎法として方々へ引っ張り回そうと考えついたフォードはまず細君を田舎へ出しイーブを拝み倒して御相手にする。ところがマックにはまたとてつもない嫉妬屋の女房がついていた。この女のためにフォードはイーヴを自分の細君だと言ってしまった。だがマック婦人の嫉妬から酒宴の関が面白くゆかないのでフォードはやむなく息子に応援を求めた。息子は役人になりすまして席へ乗り込み禁酒法違反だとおどかして一同を家へ連れ戻した。さてそうはしたものの、息子のトムは親爺の夫人になっているイーヴが心配でならない。マック夫人はマック夫人で良人の素振りに安心が出来ないという始末、そこへ加えて田舎にやって置いたフォード夫人が俄かの御来館。ここにまたまた大混乱の珍騒動が持ち上がる。

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作品データ

原題
The Fall of Eve
製作年
1929年
製作国
アメリカ
配給
スター・フィルム
初公開日
1929年
製作会社
コロンビア映画


[c]キネマ旬報社