陽気のせいデス:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
陽気のせいデス
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陽気のせいデス

1956年10月3日公開、コメディ/ミュージカル
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モンクトン・ホッフェの原作を「お若いデス」のシドニー・シェルダンがプレストン・スタージェスと共同脚色したテクニカラー色彩によるミュージカル・コメディ。監督は「お若いデス」のノーマン・タウログ。撮影は「底抜けニューヨークの休日」のダニエル・L・ファップ、音楽も同じくウォルター・シャーフの担当。主演はテレビの人気スター、ジョージ・ゴーベルがスクリーン・デビューする他、「夜は夜もすがら」のミッチー・ゲイナー、「犯人は誰だ」のデイヴィッド・ニーヴン、他に、フレッド・クラークなど。

ストーリー

千万長者のホットドッグ王ハミルトンの一人息子ジョージ(ジョージ・ゴーベル)は蛇の研究にかけては学者はだし。アフリカ奥地でめずらしい蛇を採取した帰途、河蒸気で海に出ると航行中の汽船を止めて乗移る。乗客総てがこの富豪の御曹子に注目する中、いかさまポーカーの3人組――“大佐”ハリス(デイヴィッド・ニヴェン)、ジーン(ミッチー・ゲイナー)、それにジェラルド(L・ガーディナー)の3人もジョージに目をつけ、ジーンの色仕掛けで父親というふれこみのハリスとポーカーをさせ、大金をまきあげに掛る。だがジーンは彼の純真さに惚れ込み、二人は結婚を約束。ハリスも別に反対しようとはしない。ところがジョージの後見役マーティ(ハリー・ベラバー)は3人組の正体を知り、手配写真を証拠に、ジョージへ忠告。ジョージは呑みなれぬウィスキーを何杯もあおった末、過去に幾人もの女と結婚したトジーンに語り、彼女は事の意外に泣き伏すばかり。やがて船はニューヨークに着き、悠々と降りてゆくジョージの姿を3人組は口惜しそうに見詰めるだけ。だが数日後、昔仲間のフレンチーに会ったジーンらは、彼がフランス人に化けて金持ちをカモにしていると聞き、彼がつき合っているジョージの父ハミルトンの邸にヨーロッパの貴族親子に変装して乗り込む。ジョージは、船中の娘に瓜二つ、と半信半疑だが巧みな変装につりこまれ、再びジーンに惹きつけられる。だが二人が結婚してホテルに落ち着くと、ハリスが子供を何人も連れてきて、ジーンの前夫の子だと紹介。汽船での仇討ちというワケ。しかし子供を貸した親達が現われて計略は露見、マーティもジーンらの素性を暴いてジョージを連れ去る。ジーンはジョージが何度も結婚したといったのはウソだと知り、改めて彼への深い愛情を感じる。数日後、ニューヨークを出た汽船の中でジョージは三たびジーンに会う。前と同じ段取りで二人はまたもや抱き合う。ジョージは始めから全部判っていたというのだがこれはマユツバ。

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作品データ

原題
The Birds and the Bees
製作年
1956年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント映画
初公開日
1956年10月3日
製作会社
パラマウント映画
ジャンル
コメディミュージカル


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