よたもん稼業:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
よたもん稼業
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1934年公開
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「ボクは芸人」「爆弾の頬紅」のリー・トレイシーが「ボクは芸人」「わたしのすべてを」のヘレン・マックを相手に主演する映画。原作は「可愛いマーカちゃん」のデーモン・ラニョンが書き下ろし、「合点!!承知!!」のハワード・J・グリーンが脚色し、「マダムと踊子」のマーシャル・ニーランが監督に当たり、「風の接吻」「花嫁は泣きました」のヘンリー・シャープが撮影した。助演者は「ボレロ」「合点!!承知!!」のウィリアム・フローリー、「女は要らねえ」のミナ・ゴンベル、「かぼちゃ太夫」のベビー・ルロイ、「唄へ!踊れ!(1933)」のキティー・ケリー、「奇傑パンチョ」のヘンリー・B・ウォルソール等の面々である。

ストーリー

ウォリイ・ブルックスは始終レモン・ドロップを持っているので「レモン・ドロップ・キッド」とあだ名され、「学者」という男とメイジイという女と3人組の詐欺漢だった。ある競馬で足の悪いグリグスビイ爺さんにレモンドロップを与えて足が治るとでたらめを言い、間違った勝ち馬の想像を教えて100 ドル奪ったが、偶然その馬が勝った。あわてて逃げ出すキッドを追おうとしてグリグスビイは思わず立ち上がった。レモンドロップで足が治ったのだ。キッドは警官に追われてキプスヴィルという小さな町へ逃げ込んだ。その途中酔っぱらった爺さんを助けてその家に送り、娘のアリスと結婚して恋仲となった。キッドはすっかり足を洗い、アリスと結婚して彼女が働いているポッターの店で働く様になった。しかしキッドは長く家庭生活を続けることが出来ず、ある日自分の前身をアリスに打ち明け、彼女がとめるのも聞かずこの町を立ち去ったが、程なくアリス恋しさのあまり再び帰って来た。やがてアリスは妊娠したが、日頃弱いアリスはある日卒倒し、入院しなければならなくなった。入院費がないのでキッドはついにポッターの金庫から金を盗みアリスを入院させたが、アリスは男の子を生んで死んでしまい、キッドは捕らえられた。心のすさんだキッドは刑務所でも札付きの囚人だったが、ある日天国は一策を案じ、キッドの子供を連れてきて面会させ、アリスの父が養老院へ入れられることになったので子供も孤児院に送られると話した。キッドは子供を孤児院から連れ出し楽しく暮らそうとそれからは模範囚となり、やがて仮出獄が許された。孤児院へ来てみると子供はそこには居なかった。「学者」とメイジイが引き取って世話をしていたが、子供をキッドに返すのが嫌になり他へ移ってしまったのである。「学者」を訪れたキッドは子供に会えず悲観してしまった。そこへグリグスビイ爺さんが現れ、逃げようとするキッドを捕らえた。グリグスビイは足を治して貰った礼に5千ドルを与えようとキッドを探していたのである。そしてキッドはグリグスビイの部屋に居る子供と再開したのである。

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作品データ

原題
The Lemon Drop Kid
製作年
1934年
製作国
アメリカ
初公開日
1934年
製作会社
パラマウント映画


[c]キネマ旬報社