リーグ戦線異常あり:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
リーグ戦線異常あり
リーグ戦線異常あり
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リーグ戦線異常あり

1927年公開
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「激流恋をのせて」「特急黒ダイヤ」のモント・ブルー氏が主演する映画で、チャールズ・ゴードン・サックストン氏の原作を「特急黒ダイヤ」「大地の涯まで」のハーヴェイ・ゲイツ氏が脚色し、「丘に叫ぶ声」「特急黒ダイヤ」のハワード・ブレザートン氏が監督したものである。助演俳優は「海の王者」「赤熱の人」のリーラ・ハイアムス嬢、「名物三羽烏」「ニューヨークの波止場」のクライド・クック氏を始めウィリアム・デマレスト氏、リチャード・タッカー氏、ウィルフレッド・ノース氏等で、キャメラはノーバート・ブロディン氏担当。

ストーリー

アイダホ州の片田舎のある町ブーキャナン・スペックス・ホワイトという青年がいた。彼は土地の素人野球団で天才的な名投手と謳われていた。ロスアンジェルスの職業チームのマネージャーたるギルロイは彼の技量を認めて自分のチームに加入させた。しかしホワイトは投手として名声をあげることよりも、彼が日頃苦心しているガソリン・ポンプの改良発明にとって田舎にいるよりもロスアンジェルスに出た方が好都合であると考えたからであった。というわけでギルロイのホワイトに対する期待は裏切られた。ホワイトの選手ぶり鮮やかなのにかねて秘かに乙女心を燃やしていたアリス・ホップスという娘さんは、ホワイトが出資者を求めていることを知ってストークス企業会社に彼を紹介した。ところがこのシーズンのリーグ戦にホワイトが参加するとストークス会社が後援しているチームに勝目がなくなり、そのため会社は大損失を蒙るので幹部は大いに頭を悩ましていた矢先だったので、ホワイトのガソリン・ポンプに出資する代償としてホワイトの試合出場を禁足しようと目論んだ。かくて決勝試合の日は来た。アリスはスタンドにあってホワイトがプレートに立つのを待った。プレーは宣せられ、試合は回を重ねて行ったがスペック・ホワイトは現われない。アリスは一方ならず気をもんだが、発明に夢中になっていたホワイトもスキーターにせき立てられて球場に赴き味方の危急を救った。

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作品データ

原題
The Bush Leaguer
製作年
1927年
製作国
アメリカ
初公開日
1927年
製作会社
ワーナー・ブラザース映画


[c]キネマ旬報社