ロビン・フッド(1952):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ロビン・フッド(1952)
ロビン・フッド(1952)
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ロビン・フッド(1952)

1955年1月22日公開、84分、時代劇
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「剣と薔薇」に先立ってイギリスで製作されたウォルト・ディズニーの劇映画1952年作品。製作パース・ピアース、監督ケン・アナキン、脚色ローレンス・E・ワトキンのティームは「剣と薔薇」と同様である。テクニカラー色彩撮影は「デカメロン夜話」のガイ・グリーン、音楽は「剣と薔薇」のクリフトン・パーカー。主演は「剣と薔薇」のリチャード・トッドで、「封鎖作戦」のジョーン・ライスが共演、以下「真紅の盗賊」のジェームズ・ヘイター、「メルバ」のマーティタ・ハント、「巨象の道」のピーター・フィンチ、ジェームズ・ロバートスン・ジャスティスらが助演する。

ストーリー

獅子王リチャード1世が十字軍を組織してイェルサレムに遠征したあと、王の異母弟ジョン王子は住民に高税を課して苦しめていた。ジョン王子が勢力誇示のため催した弓術大会で、シャーウッドの住人ロバート・フィツース(リチャード・トッド)が優勝した。彼は賞金の金の矢を王母の侍女マリアン(ジョーン・ライス)に贈った。彼と彼女は幼なじみだった。ジョン王子はロバートの父に仕官をすすめて拒絶され、それを根に持ってシャーウッドの森に帰る父子に闇討ちをかけた。父は刺客の矢に倒れたが、ロバートは森に逃げ、ロビン・フッドと名乗ってジョン王子の暴政に反抗する同志をつのった。彼の反抗に業をにやしたジョン王子は代官デレイシーにロビン・フッド逮捕を厳命したが、一方ロビン・フッドの許へは棒術の名入りトル・ジョン、豪傑僧侶フライア・タックをはじめとして頼もしい同志が続続集まってきた。リチャード王の遠征は失敗に終わり、王はドイツで捕われの身となった。王の救出には身代金10万ポンドが要るときいた王母エリナーは一大募金運動を起こし、ジョン王子をも訪れたが、王子はロビン・フッドが税金取立ての邪魔をしているからといって断った。それを聞いたマリアンは男装してロビン・フッドの隠れ家へ行き、事情を告げた。ロビン・フッドたちは農民に変装してノッティンガム広場へ行き、有金全部を寄附し、不足分はデレイシーの屋敷から盗み出してきた。王母の喜びは大変だったが、ジョン王子はマリアンを城に幽閉し、金を持ってロンドンへ帰る一行をシャーウッドで襲撃して、ロビン・フッド一味の仕業にみせかけようとした。しかし、ロビン・フッドはその一味を急襲して王母一行を救い、更に変装して城にしのびこんでマリアンを救った。このときロビン・フッドは重傷を負ったが、マリアンの手厚い看護をうけ、無事帰国したリチャード王からロックスレイ公を任じられ、またマリアンとの結婚を命じられた。

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作品データ

原題
The Story of Robin Hood
製作年
1952年
製作国
アメリカ
配給
RKO日本支社
初公開日
1955年1月22日
上映時間
84分
製作会社
W・ディズニー映画
ジャンル
時代劇


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