若草の頃:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
若草の頃
若草の頃
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若草の頃

1951年3月6日公開、113分
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「イースター・パレード」のアーサー・フリードが製作、「ボヴァリー夫人」のヴィンセント・ミネリが監督した1944年度作品のテクニカラー音楽映画。女流作家サリー・ベンソン(「疑惑の影」の脚色者)の小説を、「マルクスの二挺拳銃」のアーヴィング・ブレッチャーと「卵と私」のフレッド・F・フィンクルホフが共同脚色し、「アダム氏とマダム」のジョージ・フォルシーが撮影、「姉妹と水兵」のジョージー・ストールが音楽監督を担当する。主演は「イースター・パレード」のジュディ・ガーランドと「若草物語(1949)」のマーガレット・オブライエンで、同じ「若草物語(1949)」のメアリー・アスター、新人ルシル・ブレマー、「故郷の丘」のトム・ドレイク、マージョリー・メイン、レオン・エイムスらが助演する。尚、原題名の主題歌を始め、20世紀初期の流行歌曲が十数曲使用されている。

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ストーリー

セント・ルイスの市民達は皆、自分たちの町に深い愛着を持っていた。弁護士アロンゾ・スミス一家とて、想いは同じである。1903年夏、スミス家の次女エスター(ジュディ・ガーランド)は、兄のロン、姉のローズ(ルシル・ブレマー)たちのように恋人が欲しい。彼女は今度隣に越して来たジョン・トゥルーエット(トム・ドレイク)を想っている。スミス家で開かれたロンの大学入学の送別会でエスターは、いろいろ画策し、やっとジョンと親しくなれた。そして秋、エスターは妹アグネスとトゥーティ(マーガレット・オブライエン)の悪戯から誤解して、ジョンと大喧嘩をした。だがこれは二人の気持ちを一層結びつけた。ところが突然、父アロンゾはニューヨークに転勤を命ぜられ、近く一家は移転することになった。祖父も妻のアンナ(メアリー・アスター)も、子供たちも、皆驚き悲しんだ。しかも、来春は万国博覧会が開かれるのだ。冬になってクリスマス近く、引っ越し支度に忙殺されるスミス一家は心楽しくなかった。クリスマス舞踏会の夜エスターとジョンは、結婚を約束した。しかし数日後には別れねばならない。幼いトゥーティの悲しみは更に酷かった。彼女は泣き泣き雪だるまを叩き壊した。この姿を見てアロンゾの気持ちも動いた。彼は家族にニューヨーク行きの取消しを宣言した。翌年の春、万国博覧会の華かな会場で、エスターとジョンは幸福そのものだった。

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作品データ

原題
Meet Me in St. Louis
映倫区分
G
製作年
1944年
製作国
アメリカ
配給
セントラル
初公開日
1951年3月6日
上映時間
113分
製作会社
M・G・M映画


[c]キネマ旬報社