我侭女房:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
我侭女房
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我侭女房

1928年公開、恋愛
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「キング・オブ・キングス(1927)」「プラッド・シップ」主演のジャクリーン・ローガン嬢が主演する映画で、ピーター・ミルン氏の原作並びに脚色したものにより、「浮気は御法度」「グリフィスの婚礼屋」と同じくアール・C・ケントン氏が監督したものである。「海のロマンス」「略奪軍」のセオドア・フォン・エルツ氏、「モダン新世帯」で共演したブライアント・ウォッシュバーン氏並びにジェーン・ウィントン嬢がローガン嬢を助けて出演している。

ストーリー

女が着物を欲しがる熱の高さというものは人の想像も及ばぬ程のものである。世の妻を持つ殿方が可愛いい妻君たちと日夜戦いを交えることの原因は1に着物である。ドロシー・スタンディッシュもこの例に洩れず一目ウィンドウで見た毛皮の外套が欲しくて堪らず夫のフィルと顔を合せる度に鼻を鳴らすのであった。不平のやり場に困ったドロシーは夫の親友トミー・バトラーのところにそれを持って行った。トミーは簡単に「手に入るようにしてあげましょう」と答えたが、その後、フィルはトミーに注告されて匿名でドロシーにと外套を贈った。ドロシーはこれをトミーからの贈物であると思いトミーの家へ手紙をつけて女中に届けさせ、嫉妬深い夫の疑惑を避けることにした。ところでフィルは家へ帰って見ると外套がない、さてはテッキリ女中の奴が、と早呑込みをして直ちに探偵を呼んだ。探偵はドロシーを女中と間違えて跡をつけた。一方、トミーの部屋に来ていた彼の許嫁アイリーンはドロシーから廻してよこした外套をトミーから己れへの贈物とこれを早合点してそれを着るなり己れの部屋へ行ってしまう。ドロシーはそれを知って秘かにアイリーンの部屋に行って外套を奪い返す。それを見た探偵はそれ女中が外套を着たというのでドロシーを捕える。かくてフィル、トミー、アイリーンの3人は警察に行く。この傷はドロシーの口先の巧さで一先ず納りはついたものの、トミーとフィルとがオーヴァコートを着違えたことから、フィルはポケットにあったドロシーの手紙を読み、ピストル片手にトミーに詰め寄った。事態の悪化を見てドロシーの発案により、トミーとアイリーンとは結婚式を挙げ、そしてフィルの嫉妬を根のないものとしてしまった。こうしてこんがらかった事件はやっと片が付いたが、フィルが4人でトミーたちの新婚旅行をかねて旅行を提議した時、2人の細君はまたぞろいっせいに立って着て行く着物がないとて騒ぎだしたのである。

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作品データ

原題
Nothing to Wear
製作年
1928年
製作国
アメリカ
初公開日
1928年
製作会社
コロムビア映画
ジャンル
恋愛


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