「インディ・ジョーンズ」最新作、監督にジェームズ・マンゴールドが正式就任!
今年2月にスティーヴン・スピルバーグが監督を降板することが発表された、人気シリーズ「インディ・ジョーンズ」の第5作。スピルバーグの後任として『LOGAN/ローガン』(17)や『フォードvsフェラーリ』(19)のジェームズ・マンゴールド監督が正式就任したと、スピルバーグ作品のプロデューサーであるフランク・マーシャルが「Collider」のインタビューで明らかにした。
現在77歳のハリソン・フォードがインディ・ジョーンズを演じる最後の作品とも言われている本作は、2008年に公開された『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』以来のシリーズ最新作。当初スピルバーグがメガホンをとり2019年に公開される予定だったが、その後2度にわたって1年ずつの公開延期が発表。
そして今年に入りスピルバーグが降板を発表し、公開日は2022年7月29日へ3度目の延期が決定。同時にマンゴールド監督への交渉が続けられてきた。
マーシャルはインタビューに対し、マンゴールド監督を「シリーズへの愛もある、すばらしいフィルムメーカーだ」と絶賛。そして「ハリソンとも親交があると思うので、まさに理想的なタイミングですべてのピースがハマった」とコメント。
また脚本の進行状況について「まだ始まったばかり」とも明かしており、前作から続投のデヴィッド・コープと新たに加わるジェイク・カスダンが手掛ける脚本に、マンゴールド監督も関わる可能性が指摘されている。
スピルバーグがプロデューサーとして作品に留まることも明言された本作は、2020年中の撮影開始を目指しているとのことだが、マーシャルは「一番重要なのはキャスト・スタッフ全員の安全」と述懐。安全に作業を進めるためのプランを綿密に立てているとのことで、本格的に制作がスタートするのは新型コロナウイルスの影響が収束してからになるだろう。続報を心待ちにしたい。
文/久保田 和馬