エージェントなのに豆腐メンタル!?「太陽は動かない」の“やさメン”竹内涼真にグッとくる!
今年1月クールで本放送され、先月の再放送版も好評を博したテレビドラマ「テセウスの船」で主演を務めた竹内涼真。父親が殺人犯とされている事件の真相を暴こうと奔走する姿が印象的だったが、現在放送、配信中の「連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-」で演じているのは、“メンタル最弱”のエージェント…!?
「悪人」「怒り」などで知られる吉田修一が手掛けた “鷹野⼀彦シリーズ”を原作に、ドラマから映画へと連動して映像化する一大プロジェクト「太陽は動かない」。国家をまたにかけて暗躍する諜報組織“AN通信”に所属し、心臓に爆弾を埋め込まれながら任務を遂行していくエージェントの活躍が描かれる。
明晰な頭脳と高い身体能力を持つベテランエージェントの鷹野(藤原竜也)が、上司である風間(佐藤浩市)の指令でタッグを組むことになったのが、竹内扮する新米エージェントの田岡だ。現場経験はあるもののほとんど素人の田岡は、鷹野の鮮やかな仕事ぶりに動揺するばかり。都市博建設地に仕掛けられた爆弾を前にすると手が震えて解除に手間取ってしまうなど、大きな任務に直面すると思わず心の弱さが表れてしまう。
また仲間のエージェントで元々組んでいた山下(市原隼人)が潜入先でスパイの嫌疑をかけられた際には、自身も敵に拘束された極限状態に耐えかねて山下の身を脅かす発言をしてしまい…。ほどなく窮地を脱するが、山下には詰めの甘さを叱責され、心臓の爆弾が作動しても冷静でいられる鷹野には「なんでこんな状況を受け入れられるんだ」と逆ギレする始末だ。
時にナイーブになってしまう彼だが、行動力やチャレンジ精神は抜群。鷹野の背中を追いながら、エージェントとして、また人間的にも成長していく姿に好感が持てる。また柔和で気さくな雰囲気がプラスに作用し、思わぬ形で有力な情報を手にすることも。鷹野とは異なるアプローチで任務に立ち向かう彼の姿に要注目だ。
第3話では、独自捜査に踏み切る鷹野と分かれて行動することに。そこに政界の大物、中尊寺(石橋蓮司)を徹底マークして追い続けるNPO職員の落合(多部未華子)が突然現れ…。落合は敵なのか、味方なのか?牽制し合いながらも距離を縮めていく2人からも目が離せない。劇中では鍛え上げられた肉体を惜しげもなく披露している竹内。そんな彼のサービスカットもお見逃しなく!本日7日の20時より、第1~3話が一挙無料放送されるので、追いつきたい人もまとめてチェックしてほしい。
文/トライワークス
■「連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-」
WOWOWプライムにて毎週日曜22時より放送中
※6月7日20時より第1~3話一挙無料放送
WOWOW公式YouTubeアカウント&ドラマ版公式サイトにて、第1話無料配信中(7月11日19時まで )