豊川悦司、浅野忠信らも名を連ねる、R・エメリッヒ渾身作『ミッドウェイ』日本公開日が決定!
『インデペンデンス・デイ』(96)のローランド・エメリッヒ監督が、第二次世界大戦下において日本の運命を決したと言われるミッドウェイ海戦を描く映画『ミッドウェイ』が、9月11日(金)より公開されることが決定した。
1942年、ちょうど78年前の今日(日本時間6月5日未明)から3日間、北太平洋のハワイ諸島北西のミッドウェイ島付近で日本とアメリカが激突。巨大な航空母艦、世界最大の大和を含む戦艦、戦闘機、急降下爆撃機、潜水艦が出動し、空中・海上・海中のすべてが戦場と化した。そこには、両軍共に、国を愛し覚悟を持って戦った男たちがいた。司令官たちの緊迫した頭脳戦、パイロットたちの壮絶な空中戦、そして彼らを船上から迎え撃つ決死の海上戦…彼らの勝敗を分けたのはなんだったのか?
一大スペクタクル映像の第一人者として知られるローランド・エメリッヒ監督。本作では、20年におよぶリサーチと新たに発見された日本軍側の貴重な資料をもとに、両軍に敬意を捧げて史実を再現。「ドイツ人としての責任感があった。日本人を単なる敵としてではなく、敬意を持って描くことを心がけた。多くの命が失われる戦争には勝者はなく、敗者しかいない。だからこそ、二度と起きてはならない戦争を描いたこの映画を日米の海兵たちに捧げる内容にしたかった」と語っている。
キャストには、日米の実力派スターが結集。戦争の早期終結をねらう山本五十六連合艦隊司令官に豊川悦司、太平洋艦隊司令長官チェスター・ニミッツに「ゾンビランド」シリーズのウディ・ハレルソンが扮するほか、エド・スクライン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイド、アーロン・エッカート、浅野忠信、國村隼などが名を連ねる。
解禁された第一弾のポスタービジュアルは、「勝利も、敗北も、海は覚えている」という、日米両国の兵士に捧げられたコピーと共に、第二次世界大戦で名を馳せたアメリカ軍の急降下爆撃機SBDドーントレスに乗り込もうとしているパイロット(スクライン)の姿が切り取られたもの。国のために戦う男の覚悟に加え、航空母艦がこれから起こる壮絶な戦いを予感させる。日本の運命を決めた3日間の海戦の全貌を、スクリーンで目撃したい。
文/トライワークス