あのハリウッドスターも告白…!『サイケな世界』で明かされる“禁断の”幻覚体験
薬物体験がトラウマになったベン・スティラー
「一回だけです。でも、この番組を観ていれば、やる必要はなかったかもしれません」と後悔を表に出すのは、コメディを中心に活躍するベン・スティラーだ。スティングらが語るような、宇宙の真実に近づくことや、想像力あふれる世界を期待して、薬物を摂取した若かりし頃のスティラー。だが数十分、1時間経っても効果は現れず、追加で服用してしまう。そして、その後の彼に起こった出来事は、“自分の手とは何だろう?”というありがちな混乱に始まるパニック症状。家路を急ごうとするも、たまたま街は感謝祭の時期でそこら中に巨大な風船のキャラクターが。それらがモンスターになる幻覚に襲われ、元の自分に戻れなくなるのが怖くなったスティラーは、思わず両親に電話で助けを求めてしまったそうだ。このような、使用者に恐怖や不安などのトラウマを与える体験は“バッドトリップ”と呼ばれている。
スターたちの摩訶不思議な体験から、教訓、トラウマまで、様々な幻覚の世界が語られる本作。当たり前だが、劇中に登場するのは違法薬物ばかりなので、くれぐれも映像だけでトリップ感を味わってほしい。
文/トライワークス
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