『ミッドナイトスワン』公開記念!稲垣、草なぎ、香取主演作が映画館にカムバック
草なぎ剛がトランスジェンダーの役に挑んだ『ミッドナイトスワン』(9月25日公開)。同作の公開を記念して、稲垣吾郎主演の『半世界』(18)、草なぎ主演の『台風家族』(19)、香取慎吾主演の『凪待ち』(19)を、7月17日(金)より1週間限定でTOHOシネマズ60館で特別上映することが決まった。
阪本順治監督が完全オリジナルストーリーで描く『半世界』は、40歳目前の人生半ばを迎えた男たちの葛藤と新たな希望を描くヒューマンドラマ。稲垣は、製炭を生業とし家のことは妻に任せっぱなしのダメ親父の紘を演じ、新境地を開拓している。紘の旧友役で長谷川博己、渋川清彦が脇を固め、第31回東京国際映画祭ではコンペティション部門観客賞を受賞した。
『台風家族』は、『箱入り息子の恋』(13)の市井昌秀監督が、両親への想いをもとに12年の構想期間を経て完成させた一作。10年前に大金とともに消息を絶った両親の”見せかけの葬儀”をおこなうため、久しぶりに集まった鈴木家で巻き起こる騒動をブラックユーモアたっぷりに描く。草なぎが長男の小鉄を演じたほか、長女役でMEGUMIが、三男役に中村倫也が名を連ねている。
『凪待ち』は、バイオレンス描写と人間ドラマに定評のある白石和彌監督と香取が初タッグを組んだヒューマンサスペンス。香取は恋人の故郷で人生をリセットしようとするも、不幸が重なり行き場のない状況に陥る主人公、郁男の悲しみと狂気を体現。郁男の恋人を西田尚美、その娘を恒松祐里が演じるほか、 音尾琢真、リリー・フランキーらが共演する。
3作品とも劇場公開終了後、同時公開されるのは今回が初。3人それぞれの個性が光るタイトルを、この機会にぜひ映画館でまとめて鑑賞してみては?
文/トライワークス
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