ディズニー実写版『ピーター・パン』で、ジュード・ロウと、ミラ・ジョヴォヴィッチ激似の娘が共演?
ディズニー映画の名作『ピーター・パン』(53)の実写版『Peter Pan & Wendy』で、海賊のフック船長にジュード・ロウが出演交渉中であるとVarietyが独占で報じ、話題となった。気になるピーターパン役、ウェンディ役を演じるのはどんな俳優なのか、これまでの情報をまとめてお届けする。
長年愛され続けてきたアニメ映画『ピーター・パン』は、イギリス・ロンドンに住むダージリン3姉弟のウェンディ、ジョン、マイケルが永遠の少年ピーター・パンと夢の島ネバーランドで大冒険を繰り広げるファンタジー。今回の実写版は、『ピートと秘密の友達』(16)や『さらば愛しきアウトロー』(18)などを手がけたデヴィッド・ロウリーが監督を務めることがすでに発表されている。
これまで『ピーター・パン』に関する映画は数々作られてきており、名俳優たちがフック船長役を演じてきた。スティーヴン・スピルバーグ監督作『フック』(91)ではダスティン・ホフマンが、『ピーター・パン』(03)ではジェイソン・アイザックスが、近年の『PAN~ネバーランド、夢のはじまり』(15)ではギャレット・ヘドランドが同役に扮した。もしロウが今回の出演要請に応じたらどのようにフック船長を表現するのか、期待が高まる。
ロウの起用について、SNS上では大きな反響が起こっており、「このキャスティング、大興奮」や「絶対みたい」など楽しみにする声が上がっている一方、人気ドラマシリーズ「ワンス・アポン・ア・タイム」でフック船長を演じたコリン・オドナヒューを推す声も多かった。
なお、すでに報道されていたキャスティングでは、ピーター・パンを演じるのはアレクサンダー・モロニーで、これまでいくつかのテレビシリーズに出演したことのある新星だ。そしてウェンディ役に抜擢されたのは、女優ミラ・ジョヴォヴィッチと「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督の娘、エヴァー・アンダーソンだ。
アンダーソンは母親のジョヴォヴィッチが主演の『バイオハザード: ザ・ファイナル』(16)に出演してスクリーンデビューを果たし、今年公開予定の『ブラックウィドウ』では、スカーレット・ヨハンソンが演じるナターシャ・ロマノフ(=ブラック・ウィドウ)の幼少期を演じている。
アンダーソンは「FLAUNT」の取材に対し、ウェンディ役について「選ばれたと知った時に、自分は無敵だ」と感じたそうだ。「私はウェンディに似ている気がする!ずっと大人になりたくない女の子だから。どうしてもこの役がほしかったんです」と語った。
『Peter Pan & Wendy』は当初ディズニーの動画配信サービス「Disney+」にて配信されるとうわさもあったが、劇場公開される予定だという。近年ディズニーの実写版映画が次々と話題を呼び大ヒットになっていることもあり、『Peter Pan & Wendy』にも大いに期待したい。
文/編集部