二宮和也主演『浅田家!』に黒木華、菅田将暉らが出演決定!予告映像も到着
<キャスト&スタッフ コメント>
●平田満(浅田章役)
「『浅田家』の写真集を見て、なにかになりたい気持ち、なりきる遊び心に心を奪われました。実際に同じシチュエーションで撮影してみて、こんなに楽しいのかと思いました。また、撮っていくうちにどんどん家族らしくなっていくのが不思議でした。あの写真撮影のおかげでなんの気負いもなく、心から楽しんで『浅田家』の一員になれたような気がします」
●風吹ジュン(浅田順子役)
「映画初日から異例も異例。リアル浅田家訪問が初顔合わせと言う耳を疑うユニークなスタート。生お母さんとの対面もプレッシャー以上にありがたく、監督の想いをズシリと重く感じる貴重な時間となりました。超激レアコスプレもさることながら、多幸感に包まれる日々が撮了まで続くのでした。二宮さんは不思議にゆる~く温かい空気感を漂わす方です。演技のスイッチがどこで入ったかわからないほどの自然体!うれしいことに私を『かあちゃん』と呼んで下さいます」
●黒木華(若菜役)
「中野監督とのお仕事は初めてでしたが、柔らかい雰囲気が常に流れている、温かい現場でした。浅田さんご本人が劇中の写真を撮られていて、こうして映画になっているご自分をどういう目線でご覧になってるんだろう…と興味深かったです。二宮さんとは『母と暮せば』以来の共演でしたが、現場の空気をすごく和やかにしてくださり、細やかなところに目を向けられる方だなと思いました。お芝居にもそういうところが出ているといいますか、気負わず演技ができるので楽しかったです」
●菅田将暉(小野役)
「写真集の『浅田家』を友だちの家で見たことがあり、当時『おもしろいことするな。』『家族っていいな。』と笑いながら感動した記憶があります。そんななかこの映画のお話をいただき脚本を読みびっくりしました。ひとつは、震災が描かれていること。そしてもうひとつは、表現者はやはり表立った行動で培われるだけではなく、日常にこそ愛情をもって接していること。その奥行きの深さに感動しました。写真という景色と人と時代と文化が手に触れられる形で残るもの。改めてそのぬくもりを大事にしたいなという想いで参加させていただきました。いまだ続いている冷えてしまった心、どうか少しでもあたたかくなりますように」
●中野量太(監督)
「平田さん、風吹さん、黒木さん、菅田さんが演じた4人は、すべて実在する人物です。だからといって、似た人をキャスティングしたわけではありません。僕がお芝居を信じていて、ぜひ、一度ご一緒したかった4人なんです。平田さんには、口数が少なく無骨だけど優しい父・章を、風吹さんには、明るくハキハキしたキュートな母・順子を、黒木さんには、ホワっと柔らかいのに行動力と信念のある恋人・若奈を、菅田さんには、少しシャイで穏やかななかに情熱を秘めた東北で出会う小野を、それぞれ望みました。結果、実在する4人と雰囲気や存在感まで、とても似ることになった役者魂に驚きました。平田さんと風吹さんは、見た目までそっくりです(笑)。完成作品を観た時、『あ~、このキャスティング以外ないな』と思えた時、監督の心は安堵とともに有頂天です」
文/トライワークス