山下健二郎、『八王子ゾンビーズ』三代目JSBメンバー友情出演も「わからなかった」

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山下健二郎、『八王子ゾンビーズ』三代目JSBメンバー友情出演も「わからなかった」

『八王子ゾンビーズ』公開に喜び!
『八王子ゾンビーズ』公開に喜び!

鈴木おさむが脚本・演出を手掛けた舞台を映画化した『八王子ゾンビーズ』の公開記念舞台挨拶が7月18日に渋谷TOEIで開催され、山下健二郎、久保田悠来、藤田玲、牧島輝、松岡充、鈴木監督が登壇。アドリブ合戦だった現場を振り返り、山下が「カメラが回って、本番にならないと誰もわからない状態。ホームランを打てた時もあるし、三振もあったかな。アドリブはダメージも食らいやすい」と苦笑い。アドリブ部分は下ネタ連発だったという久保田が「ベストを尽くした」と語ると、山下が「あれ、ほぼカットでしょ」と突っ込むなど、息ぴったりの様子を見せた。

『八王子ゾンビーズ』の公開記念舞台挨拶が開催された
『八王子ゾンビーズ』の公開記念舞台挨拶が開催された

ダンサーの夢破れた主人公の羽吹(山下)が、自分探しのために訪れた寺で出会ったゾンビ集団「八王子ゾンビーズ」と交流する姿を描く本作。新型コロナウイルスの影響で一時は公開延期となっていたこともあり、山下は「無事に公開となった。舞台から映像化できたという、僕にとっても大切な作品」と喜びのコメント。さらに「公開日が『今日から俺は!!劇場版』とかぶった。それに勝ちたいなと思っています」と意気込むと、久保田が「新しいサブタイトルが思い浮かんだんです。『昨日から俺たちは!!』」と乗っかっていた。

【写真を見る】山下健二郎&久保田悠来&松岡充がポーズ!舞台挨拶の様子
【写真を見る】山下健二郎&久保田悠来&松岡充がポーズ!舞台挨拶の様子

鈴木監督によると、現場は「男子の部活の合宿みたいなノリ」だそうで、「放っておくと、男子校のノリになる。その空気感も楽しんでほしい」とアピール。アドリブも満載だったといい、鈴木監督が「久保田さんはすぐ下ネタになる」と明かすと、久保田は「僕はベストを尽くしたと思っています。チームとしては成功だったと思っています」と胸を張り、周囲も爆笑。
松岡は「健二郎くんとは釣りの話をよくした。台本を覚えたいのに、釣りの話ばかりをしてくるんです」と冗談交じりに語りつつ、「こんなことまで言い合える。本当に男子校みたいな感じで、みんなすごく仲がよかった」と楽しそうな笑顔を見せていた。

また本編には、山下の所属する三代目 J SOUL BROTHERSのメンバーが友情出演しているという。生中継でつながった劇場の観客に向けて、山下は「みなさん、気づきましたか?気づいた方は手をあげてください」と質問。観客の手はほぼあがらず、山下自身も「僕も観た時に、全然わからなかった」とのことで、リピート鑑賞をオススメしていた。

取材・文/成田おり枝

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