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妻夫木聡が再びのび太に!『STAND BY ME ドラえもん 2』ゲスト声優が決定

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妻夫木聡が再びのび太に!『STAND BY ME ドラえもん 2』ゲスト声優が決定


<キャスト&スタッフ コメント>

●妻夫木聡(大人のび太役)

「再び、大人のび太くんの声を演じさせていただくことになりました、妻夫木聡です。のび太くんとはCMでの撮影でご一緒してから、勝手に縁を感じさせていただいています。ドラえもんは僕たち日本人にとって切っても切り離せない国民的な漫画です。そのなかでのび太くんを演じさせていただけることをいつも誇りに思います。のび太くんは大人になってもどこか頼りなくて、おっちょこちょいで、危なっかしい男ですが、そんなのび太くんの根底には深い優しさがあります。それはまさしくおばあちゃんからいただいた優しさなんじゃないかと思っています。今回はそのおばあちゃんとの有名なエピソードが登場します。『おばあちゃんのおもいで』はドラえもんのなかでも最も好きなお話です。未来から来たのび太を疑わずに、深い優しさで受け止めてくれたおばあちゃんに涙したのをよく憶えています。そのエピソードを交えつつ、今回の『STAND BY ME ドラえもん 2』も涙なしには観られません。おばあちゃんののび太を信じる無償の愛に、そして、のび太の諦めない心と思いやりの心に涙しました。その希望に満ちあふれた涙を体感しにぜひ、劇場にお越しください」

●宮本信子(のび太のおばあちゃん役)

「あの“のび太”のおばあちゃん役なんて、とても楽しそう!と、ワクワクしました。それに昔、伊丹組の映画『大病人』(93)の現場で、山崎さんが走り回っている姿をよく拝見していたんです。そのあと素晴らしい映画監督になられて、いつかお会いできるのを楽しみにしていたので、今回お話しをいただいた時はうれしかったですね。原作の『おばあちゃんのおもいで』を拝読しまして、お年寄りにはお年寄りの役目があるというか、歳を重ねたからこそわかる想い、というのを感じました。“おばあちゃんは、ここで待ってるから”というセリフがあるのですが、私が一番好きなセリフです。ドラえもんは今年で50周年。作り手がどんどん変わりながらずっと続き、みんなから長く愛されるのは、ほんとうにすてきなことだと思います。私も最近、50年ぶりに再会した監督やスタッフの方々がいて、50年ずっと健康で仕事を続けていくってほんとうにすごいことだよって周りから言ってもらったんです。この先も、お互いにずっと続けていけたらいいですよね(笑)。『ドラえもん』を観ている子どもたちが、笑ったり、感動したりする声を、早く劇場で聞きたい!皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!」

●八木竜一(監督)

「ようやく皆様に発表できてうれしく思います。本作では前作に引き続き、大人になったのび太を、妻夫木聡さんに、またのび太のおばあちゃんを、宮本信子さんに演じていただきました。実は、プレスコ収録をしたのがお二人とも1年ほど前の2019年4月下旬でしたので、ほんとうに“ようやく”です。収録前に妻夫木さんから、“少しゆっくりめにしゃべって、のんびりとした雰囲気を出したい”と提案があり、情けなくも愛嬌のある、どこか健気な“大人のび太”になりました。今回の大人のび太は、セリフの量が前作の10倍以上あり、ご本人的にも相当プレッシャーだったのではないかと思いますが、終わった時に“いやぁ、とても楽しかった”と言ってくださったのが印象深かったです。宮本さんには、おばあちゃんを最大級のやさしさで表現していただきました。おばあちゃんには、どんな時でもニコニコとして、ちょっとやそっとでは動じない強さと、命の儚さがあります。宮本さんは収録時に、朗らかで深い暖かさを、そして後数年したら亡くなってしまう儚さまでも声にこめてくれました。ほんとうに見事な“おばあちゃん”でした。僕らは、そのように録られた声を頼りにコツコツとアニメを作っているわけです。確実に前作よりいい画ができ上がりつつあります。皆様、どうぞご期待ください!」

●山崎貴(脚本・共同監督)

「今回、大人のび太は前回に比べるとかなり話の中心を担う重要なキャラクターになります。ですから演じていただく妻夫木さんは、量はもちろん、かなり繊細な演技を大量に要求されて大変だったのではないかと思います。一見フニャフニャしつつ、しずかちゃんの結婚相手としての“そこはかとない魅力”をいい塩梅に出してくれたと思います。これって妻夫木さんにしかできない特殊能力だと思います。だってあのダメダメな大人のび太がだんだん格好よく見えてくるんですよ!そして今回、念願の宮本さんとの仕事もできました。僕は伊丹組育ちなんです。ずいぶんたくさんの伊丹監督作品でVFXの仕事をさせてもらいましたが、そこでいつもニコニコと挨拶してくれた宮本さんとまた作品の現場でお目にかかることができたのは望外の喜びでした。お芝居は当たり前のように素晴らしく、のび太のおばあちゃんの柔らかさやその後ろにある芯の強さみたいなものまで表現してくださって、逆に僕らが、『あぁ、おばあちゃんはこういう人なんだ』と教えてもらったような気がします。お二人にそれぞれの役を引き受けていただいて、今回の『STAND BY ME ドラえもん 2』はぐっと艶を増したと思います。楽しみにしていてください」

文/トライワークス

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