上白石萌歌と中村勘九郎が”親子”に!『劇場版ポケットモンスター ココ』ゲスト声優が決定
<キャスト&スタッフ コメント>
●上白石萌歌(ココ役)
「『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海(うみ)の王子 マナフィ』(06)は小学一年生の時初めて観た映画で、家族と一緒に映画館に観に行きました。ニンテンドーDSのゲームもやっていて、ポケモンという文化にずっと触れてきたので一緒に育ってきた感覚です。メキシコに住んでいた時も、現地の学校ですごく流行っていて、これが日本発信の文化なんだというのを身に染みて実感しましたし、ここまでみんなポケモンが好きなんだというのを海外に住みながらもずっと感じていました。小さいころは“ポケモンかわいいな”っていう視点で見ていたものが、大人になったいま、こんなに深いメッセージが込められていたんだと感じるようになりました。今回私が演じるのは“ポケモンに育てられた少年”ですが、血がつながっていなくても親子だということだったり、人とポケモンとの絆など、いろいろなつながりがテーマの作品なのかなと思いました。ザルード役の勘九郎さんはザルードにどう息を吹き込むんだろうと楽しみにしています」
●中村勘九郎(ザルード役)
「『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』(98)は、高校生の時に映画館で観ましたし、昨年公開した『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』(19)も子どもたちと一緒に観に行きました。僕たちは歌舞伎の稽古では長い時間一緒にいますが、なかなか普段遊びに行くのもスケジュールが合わないので、そういう時に子どもたちと一緒に観に行けるポケモンのような作品は、貴重な親子の時間になりますね。ゲスト声優に抜擢された時は、アニメの声優をやりたいとずっと思っていたのに加えて、初めて挑戦する声優のお仕事がこんなに長く愛されている『ポケモン』だというのがうれしかったです。僕も子どもが生まれてから、子どもを見て学ぶことがほんとうにたくさんありますが、今回の物語はココを育てながら自分のことも見つけていくザルードの成長物語だと思います。“親子愛”の物語ですが、僕がとても涙もろいので、脚本を読んだ時もずっと泣いていました。歌舞伎俳優は、伝統を代々つないでいくなかで絆が生まれてくるものですが、ザルードも掟を守り続けているポケモンなので、共感できる部分も多くてグッとくるものがありました」
●山寺宏一(ゼッド博士役)
「今年もポケモン映画にオファーをいただけてうれしかったです。ここ数年は、人間の役とポケモンの役を交互に演じさせていただきましたが、本作で僕が演じるゼッド博士には中川さん演じるカレンが助手としてついているようなので心強い限りです。予告編を拝見させてもらいましたが、映像を観たところ、今回も矢嶋監督が新しい風を届けてくれそうだなとワクワクしました。僕自身もいち早く映画を観たいです!」
●中川翔子(カレン役)
「ポケモン映画には本作で13作目の出演となりうれしいのですが、昨年は主題歌を歌わせてもらい、ポケモン映画として集大成的なことなのかな?と思っていたので、今年もオファーをもらった時は、実は驚きの方が大きかったです。本作で私が演じるカレンは、私からすると憧れの大人の女性!しかもリケジョ!!矢嶋監督が描く新しいポケモン映画で、私もたくさんチャレンジしたいです。どうぞお楽しみに!!」
●小学館 岡本順哉(エグゼクティブプロデューサー)
「オファーを受けていただいて、ほんとうにありがとうございます。文句なし。伝説級の配役です。だって、お二人と役柄のビジュアルを見比べてみてください。これで親子役なんですよ。“親子ってなんだ”人類普遍のテーマをポケモンが描くとこうなるんだ、という映画をお届けしますので、公開をもう少しだけお待ちください」
●株式会社ポケモン 片上秀長(エグゼクティブプロデューサー)
「子どものころにポケモンを楽しんでいただいた方々が大人になり、改めてポケモンのゲームや商品、サービスを楽しんでくれています。その世代を代表する女優の上白石さんがココ役を演じていただけると聞いた時、まさにピッタリの配役だと感じました。そして、森の掟に反してまでココを育てることにした幻のポケモン・ザルード役を、公私ともにお子様と過ごしながら、師匠としても、父親としても、責任を全うされている勘九郎さんが引き受けていただけたことは光栄で、同じくピッタリの配役。お二人の声が入った映画を観るのが僕自身も楽しみです」
文/トライワークス