伊藤英明が6兆7800億円の不良債権回収に立ち上がる!「連続ドラマW トッカイ」製作決定

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伊藤英明が6兆7800億円の不良債権回収に立ち上がる!「連続ドラマW トッカイ」製作決定

ノンフィクション作家の清武英利の著書「トッカイ バブルの怪人を追いつめた男たち」が、このたび「海猿」シリーズや『22年目の告白―私が殺人犯です―』(17)の伊藤英明を主演に迎え、「連続ドラマW トッカイ 〜不良債権特別回収部〜」のタイトルでドラマ化されることが決定した。

伊藤英明主演「連続ドラマW トッカイ 〜不良債権特別回収部〜」(全12話)は2021年初頭に放送スタート!
伊藤英明主演「連続ドラマW トッカイ 〜不良債権特別回収部〜」(全12話)は2021年初頭に放送スタート!

本作の舞台はバブル経済崩壊後の1996年。経営破綻した住宅金融専門会社の不良債権回収を目的とした国策会社「住宅金融債権管理機構」への出向を命じられた銀行マンの柴崎朗は、不良債権特別回収部(通称トッカイ)の一員として、ある任務にあたることに。それは6兆7800億円にものぼる巨額の不良債権を1円残らず回収すること。回収の最前線に立たされたトッカイの面々は、バブル経済に踊った怪商や不動産王、暴力団ら悪質な債務者と対峙しながら、命を懸けた熱い闘いを繰り広げていく。

清武の作品がWOWOWでドラマ化されるのは、2015年に放送された「連続ドラマW しんがり〜山一證券 最後の聖戦〜」と2017年に放送された「連続ドラマW 石つぶて 〜外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち〜」に続き3作目。前2作に続いて本作でも、『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』(20)の若松節朗監督がメガホンをとり、「相棒」シリーズで知られる戸田山雅司が脚本を担当する。

主人公の柴崎役を演じる伊藤がWOWOWのオリジナルドラマに出演するのは、2014年放送の「連続ドラマW 罪人の嘘」以来。これまでも数多くの傑作社会派ドラマを送りだしてきたWOWOWが、開局30周年という節目の年に送りだす本格社会派大作に、いまから期待はふくらむばかりだ。

文/久保田和馬

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