東京都庁に秋葉原、ロボットレストランも!海外ドラマ「S.W.A.T. 」の日本ロケ地を探訪
映画やテレビドラマに撮影可能なロケ地の情報を提供し、案内、調整も行う組織「東京ロケーションボックス」は、映像作品を通して東京の魅力を国内外に発信しながら、ロケ撮影で地域活性化を図ることを目的としている。実際にサポートを受けた映像作品にフォーカスするこの企画。今回は人気海外ドラマ「S.W.A.T. シーズン3」より、東京ロケが行なわれた第13話「液体らしく」をピックアップする。
人気海外ドラマ「S.W.A.T.」が東京ロケを敢行!
1970年代に放送され、日本でも一世を風靡した名作ドラマ「特別狙撃隊S.W.A.T.」の舞台を現代に移してリブートしたドラマ「S.W.A.T.」シリーズ。大都市ロサンゼルスで強盗や麻薬取引、テロやギャングの抗争といった凶悪事件に立ち向かう市警所属の特殊武装戦術部隊S.W.A.T.の活躍を描く。
「S.W.A.T. シーズン3」の第13話では、ロサンゼルスで国外逃亡中の暴力団員を捕らえたS.W.A.T.チームが、その男を警視庁へ引き渡すため来日。暴力団員の引き渡しも無事終わり、S.W.A.T.チームが東京での観光を楽しもうとした矢先、男を護送中の車が襲われ、犯人が逃走してしまう。チームは警視庁の責任者ヨシダらに協力し、東京中を駆け巡る、大捕物を展開する。
東京都庁や東京タワー、渋谷のスクランブル交差点など、日本人にはおなじみの街並みが次々と登場するこのエピソード。ロケ地だけでなく、ヨシダを、起業家であり俳優として海外でも活躍するサニー齋藤が演じるほか、情報屋のチンピラに扮した小澤征悦、謎の女子プロレスラー役の福島リラら日本人キャストのゲスト出演にも注目!
本エピソードの東京ロケプロジェクトが動き始めたのは、2019年の春。『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(06)などのハリウッド大作を手掛けてきた制作会社協力のもと進められ、本国のキャストやスタッフが大挙して来日し、同年11月24~26日の3日間でロケが敢行された。
都議会議事堂が警視庁に!?東京ロケパート圧巻のオープニング
東京ロケパートで最初に映しだされるのは、S.W.A.T.チームが警視庁を訪れるシーン。警視庁に見立てられたのはなんと都議会議事堂で、撮影当日はパトカーや白バイが複数台並べられた。このシーンで車両を配置するにあたり、まずどのように車両を配置するかを図面に起こして耐荷重を計算。2か月にわたる調整等により、許可を得てから20名の警備員と建設スタッフを投入し、都民広場には養生コンパネを敷き詰め、通路の安全を確保し、1台ずつ慎重にパトカーや白バイが乗り入れられた。
また、ヘリコプターによる空撮も駆使されており、東京の街を上空から俯瞰するカットに続いて、ワンカットで警視庁(都議会議事堂)の前で、アメリカと日本の警察が顔を合わせるシーンは実にダイナミックだ!
秋葉原で護送車の襲撃シーンを撮影
続いて紹介するのは、街中で護送車が襲撃に遭うシーン。物々しい雰囲気のこの場面は、終電後の秋葉原で撮影された。数十人のエキストラが導入され、雨も降り始めるなか、複数の車両が護送車を素早く囲み、武装集団が瞬く間に犯人を解放する一連の流れが収められている。
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■「S.W.A.T. シーズン3」
海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTVにて放送中
[二カ国語版]毎週金曜22:00~/[字幕版]毎週金曜24:00~
第13話「液体らしく」
[二カ国語版] 9月18日(金)22:00~ [字幕版]9月18日(金)24:00~予定