まだ撮影も始まっていないのに…『シャザム!』続編のフェイク予告を監督自ら制作!

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まだ撮影も始まっていないのに…『シャザム!』続編のフェイク予告を監督自ら制作!

DCコミックスの異色ヒーローの活躍を描き、2019年に全世界興収3億6000万ドルを超えるヒットを記録した『シャザム!』。同作でメガホンをとり、現在企画が進行している続編でもメガホンをとることが決まっているデヴィッド・F・サンドバーグ監督が、自身のSNSに『Shazam! 2』のフェイク予告編を投稿。大きな話題を集めている。

サンドバーグ監督は「『Shazam! 2』はまだ撮影すらしていないのに、Letteboxdにもうレビューがあがっている。それはつまり、宣伝のためにレビューを使ってもいいということだよね」と冗談まじりにツイートした上で、前作のクリップ映像と「Letterboxd」に投稿されているレビュー文からキャッチーなコメントを引用した30秒のフェイク予告編動画をアップロード。

ザッカリー・リーヴァイらの続投が決まっている『Shazam! 2』予告映像がもう完成!?
ザッカリー・リーヴァイらの続投が決まっている『Shazam! 2』予告映像がもう完成!?写真:SPLASH/アフロ

「Letterboxd」はレビューの投稿や5段階の星取りで作品評価を記録し共有することができる映画ファン向けのSNSサイト。すでに『Shazam! 2』のページには正式に製作が発表される前の昨年夏ごろからユーザーレビューが投稿されはじめ、まだ撮影すらされていないにもかかわらず現時点で76人のユーザーが「Watched(鑑賞済み)」をクリック。また、30人以上のユーザーが作品評価を投稿しており、現時点では前作の平均点3.4を上回る平均点3.7を獲得している。

【写真を見る】外出自粛中は自宅でホラー短編を撮影したサンドバーグ監督。フェイク予告編を作った理由とは?
【写真を見る】外出自粛中は自宅でホラー短編を撮影したサンドバーグ監督。フェイク予告編を作った理由とは?写真:SPLASH/アフロ

日本国内でも映画レビューサイトに完成前の作品のレビューや評価が投稿される現象が後を絶たないが、それを宣伝に利用するという発想はサンドバーグ監督らしいユーモアにあふれている。なお『Shazam! 2』は新型コロナウイルスの影響によって年内の撮影開始予定を見合わせており、新たな開始時期は未定。そのため当初の予定より約7か月の公開延期が発表されており、現時点では2022年11月4日に全米公開予定。

文/久保田 和馬

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