ザック・スナイダーが贈る新作ゾンビ映画、前日譚が映画とアニメシリーズで製作決定!
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(16)のザック・スナイダー監督が製作・脚本・監督を務め、長編デビュー作となった『ドーン・オブ・ザ・デッド』(04)以来となるゾンビ映画に挑むNetflix映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』。このたび、現在製作進行中の本作に加え、その前日譚が描かれる映画とアニメシリーズも製作されることが明らかになった。
『アーミー・オブ・ザ・デッド』はゾンビが大量発生したラスベガスを舞台に、一人の男が傭兵集団を結成し、強盗計画を成功させるために隔離地区へ侵入する物語。『ブレードランナー2049』(17)のデイヴ・バウティスタやハリウッド大作への出演が相次ぐ真田広之をはじめ、『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』(16)のエラ・パーネル、人気ドラマシリーズ「ナルコス」のアナ・デ・ラ・レゲラら国際色豊かなキャストが集結することでも注目が集まっている。
スナイダー監督は「Netflixと組み『アーミー・オブ・ザ・デッド』の世界を拡げていくことにとてもワクワクしています。世界規模となる前日譚と、視覚的にダイナミックなアニメの世界の両方を新たに展開していきます。すばらしいコラボレーションで、Netflixがこの作品に大きな期待を寄せてくれていることをとてもうれしく思います」と喜びと自信をのぞかせる。
前日譚映画で監督と主演を務めるのは、『アーミー・オブ・ザ・デッド』の登場人物の一人、ルードヴィヒ・ディーター役のマティアス・シュヴァイクホファー。『100日間のシンプルライフ』(12月4日公開)など俳優としての活動の傍ら、監督としてのキャリアを積んできたシュヴァイクホファーは「ザック・スナイダーのこのすてきなプロジェクトの一部を担えることをとてもうれしく思っています。この世界が様々なレベルで拡がっていることを、とても幸せに感じています」とコメント。
また、スナイダーも監督として参加するアニメシリーズ「アーミー・オブ・ザ・デッド:ロスト・ベガス」は、ラスベガスで発生したゾンビ感染の原因の謎を追う物語で、バウティスタをはじめ『アーミー・オブ・ザ・デッド』のキャスト陣が同じ役柄を演じるとのこと。スピード感あふれる映像表現に定評のあるスナイダー監督が、映画2作とアニメシリーズでどんな世界を切り拓いていくのか?この壮大なプロジェクトから届けられる続報に期待したい。
文/久保田和馬