永瀬廉&山下大輝、W坂道が夢の共演!『弱虫ペダル』山下の生アフレコに「ほんとにヤバい…」
累計2500万部突破の渡辺航のスポーツ青春漫画を実写映画化した『弱虫ペダル』(公開中)の「公開感謝特別舞台挨拶」が9月5日に都内で行われ、主演を務めたKing & Princeの永瀬廉とアニメ版で主人公の坂道を演じた山下大輝が登壇。緊張感ただようなか山下が劇中の永瀬のセリフを生アフレコすると、永瀬は「ほんとにヤバい…全身で感じました!」と大興奮。映画とアニメの垣根を超えた夢のコラボレーションの実現に、2人とも感無量の様子をみせた。
本作は、自転車競技部に入部することになった、運動が苦手で友達がいないアニメ好きの高校生の小野田坂道を主人公に、ロードレースにかける情熱や仲間たちとの絆を描いた青春ストーリー。伊藤健太郎や橋本環奈、坂東龍汰、竜星涼、栁俊太郎、菅原健、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)ら注目の若手俳優陣が集結し、CG一切なしの走行シーンも話題となっている。
この日は実写版とアニメ版の坂道の夢の共演ということで、会場から熱い拍手で迎えられた永瀬と山下。永瀬は過酷だった撮影について振り返りつつ「映画を観てくれた皆さんから『おもしろかった!』と言っていただけて…本当に頑張って良かったです!」と喜びをにじませながら挨拶。映画の感想を聞かれた山下も「走ってる時の必死な姿と楽しそうに走る姿は、まさしく坂道でした!」と永瀬が演じた坂道を絶賛した。
続いて原作者である渡辺航からのメッセージビデオが流れ、「このCG全盛期にCGを一切使わない、キャストの本気の演技に感動しました!残念ながら今日は会場には行けませんが楽しんでください。僕も客席でお二人の“弱ペダ愛”を感じたかった!」と悔しさをにじませる場面も。本作の魅力について永瀬は「弱虫ペダルはキャラクターが良く作りこまれていて、レースでも敵も味方も両方応援したくなりますよね。人間味があふれている」と熱く語ると、山下も「観たら観た分だけ新しい魅力を感じられる作品。友情と努力を体現する姿が本当にカッコいい」と“弱ペダ愛”を爆発させていた。
またイベントでは、事前にSNSの投票で決定した劇中の永瀬のセリフに山下が声をあてるアフレコ企画を実施。始まる前から「本当にアフレコしてもらっていいんですか⁉見るだけなのに緊張してます!」と興奮気味の永瀬。1年生ウェルカムレースの時に坂道が言った「今泉君、鳴子君、追いついたよぉぉ!!一緒に走ろう!」というセリフを山下が生アフレコすると、「ほんとにヤバい…全身で感じました!」とヒートアップし、山下も「心臓がバクバク…ハイケイデンスです!」と興奮しながら「このセリフはアニメの坂道のオーディションの時から言っていたセリフで思い入れがあります。再びこのような場でこのセリフを言う日が来るとは思っていなかったです」と感無量の様子をみせた。
さらに、9月7日に誕生日を迎える山下のためにサプライズケーキが登場。突然のサプライズに驚きながらも「坂道君らしく逆境を乗り越える1年にしていきたいです!」と熱く抱負を語った山下。また、弱ペダ愛を“あいうえお作文”にする対決では永瀬が見事勝利。商品が高級お肉セットだと発表されると「山下さん!一緒に肉食べましょう!」と肉好きの山下を誘い、W坂道で仲睦まじい姿もみせた。最後には「山下さんと、そして観客のみなさまと一緒に素敵なイベントが出来て幸せでした」と永瀬が締めくくり、大盛況のなかイベントは幕をとじた。
文/富塚沙羅