海洋プラスチック問題に迫る、レオナルド・ディカプリオ製作総指揮のドキュメンタリー公開決定
レオナルド・ディカプリオが製作総指揮に名を連ねる、海洋プラスチック問題に迫ったドキュメンタリー映画『プラスチックの海』が11月13日(金)より公開されることが決定。あわせてポスタービジュアルが解禁となった。
世界17カ国語で翻訳され、国連総会で短縮版がプレミア上映されたことでも話題となった本作。多くの科学者や識者が警鐘を鳴らす“海洋プラスチック問題”を題材に、年間800万トンもの量が海に捨てられているというプラスチックゴミが海洋生物や人体に及ぼす影響や、海洋汚染の実態を映し出す。監督はジャーナリスト歴30年のクレイグ・リーソン。本編にはデイビッド・アッテンボロー、シルビア・アール、タニヤ・ストリーター、バラク・ オバマらも出演し、環境保護活動に熱心なディカプリオが製作総指揮に名を連ねた。
21世紀に入り、生産量が激増しているプラスチック。近年は5mm以下の”マイクロプラスチック”による海洋汚染にも大きな注目が集まっているほか、海鳥の体内から276個のプラスチックの破片が発見されるなど人類がこの数十年でプラスチック製品の使い捨てを続けた結果、危機的なレベルで海洋汚染が続いていることを映画では明らかにしていく。
解禁されたポスタービジュアルには「海がプラスチックで溢れている。私たちには何ができるのだろうか」というコピーが添えられ、リーソン監督が幼い頃から魅せられ追い続けてきた美しいシロナガスクジラの姿が写しだされている。便利さのいっぽうで深刻な問題となっている海洋汚染の実態を、ぜひ本作で目撃してほしい。
文/富塚沙羅
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