『ムーラン』明日海りおが、城南海の生歌に感動「ムーランにぴったり!」
人気アニメーション映画の実写版『ムーラン』(ディズニープラスにて会員プレミアアクセスで独占配信中)の公開記念オンラインパーティが、9月12日に開催。主人公ムーランの声優に抜擢された明日海りおと、魔女シェンニャン役の小池栄子、主題歌「リフレクション」を歌う城南海がイベントに登壇。城は同曲を生披露した。
城の熱唱を聴いた明日海は「本当に南海ちゃんの声が持ってるつやや伸びやかさ、力強さがムーランにぴったり。間近で聴けるのは幸せだなと」と聴き惚れた様子。小池も「いろいろ思い出して、うるっときちゃうね。贅沢な時間だった」と感動しきりだった。
城は、「ムーランとシェンニャンに見守られながらでした」と照れながら、「リフレクション」について「ムーランが、『私を生きる』という願いを歌に描いているので、本作と一緒に楽しんでいただけたらと」とアピールした。
愛する父親の身代わりとなり、男性と偽って、国の運命を懸けた戦いに挑むというムーランは、元宝塚の男役トップスターである明日海にぴったりな役どころだ。
完成した映画を観た感想を聞かれた明日海は「主演を務めさせていただいたので、ドキドキひやひやしながら観るのかなと思ったんですが、いざ観てみると、忠義や勇気、真実と、必死に向き合って、一歩踏み出すムーランの成長がにごりなく描かれていて、心がジーンと温かくなりました」とうれしそうにコメント。
城も「とにかく美しいアクションシーン。カラフルだし、ムーランの覚悟や親と子どもの愛、仲間との友情などが描かれていて、3回観て3回とも泣いてしまいました。明日海さんの声の使い分けがすごくて。少女の時とのコントラストがすごくてびっくりました」と明日海を称えた。
小池は、実写版映画のオリジナルキャラクターである魔女シェンニャンについて「ただ単に対立するだけではなく、シェンヤンも変わっていくんです。いかにムーランの存在がシェンヤンにとって偉大だったかと」と言うと、明日海も「敵対してはいるけど、戦いの世界で、女性として生きるという共通点があります。私個人としては、シェンヤンさんと向き合ってしゃべるシーンでは、不思議な魅力を感じてました」と感想を述べた。
イベントでは、視聴者とキャストがオンラインで直接つながるというスペシャルな企画も実施。3人は、ディズニープラス公式Twitterなどで寄せられたファンからの質問にリアルタイムで答えていき、イベントは大いに盛り上がりを見せた。
取材・文/山崎伸子