ウィリアム王子、ヘンリー王子の巨額契約に激怒の理由とは?
先月28日、ウィリアム王子とヘンリー王子は英王室を通じて、ヘンリー王子が4月に王室を離脱して以来初めてとなる共同声明を発表。これまでなかなか決まらなかった母ダイアナ妃の銅像を建てることを明らかにしたもので、王室を離脱しても兄弟の絆を表す象徴として王室ファンや英国民からは安堵の声があがっていた。
しかし、「The Sun」などによれば、このほどメーガン妃とヘンリー王子がNetflixと1億ドル(約104億円)以上にも上ると言われる複数年の大型契約を結んだことで、事態は一転。ウィリアム王子は、ヘンリー王子に激怒しているという。
Netflixは、エマ・コリンがダイアナ妃に扮する英王室ドラマ「ザ・クラウン」を配信している会社。1995年にダイアナ妃自らが、結婚生活の問題などから摂食障害に陥っていることを明らかにしているが、もちろん英王室のメンバーもウィリアム王子もこのことを蒸し返したり、いまさら世間に広く知らしめるようなことをしたくないのは当然だ。
しかしNetflixは、「ダイアナ妃の摂食障害を描くシーンは特に細心の注意を払って撮影しました」として11月15日に配信される同作の新シーズンで摂食障害について描くことを発表。ストーリー上でほかのキャストが噂するといったレベルではなく、実際にエマが摂食障害に陥ったダイアナ妃を演じるということは、かなりのインパクトがある。
「ウィリアム王子は、ヘンリー王子が、母親のつらい出来事を蒸し返すような会社と平然と契約を結んだことに腹を立てています。契約を結ぶなら、逆にそれをやめるように交渉してほしかったのでしょう。ほかの王室メンバー以上に、英王室のゴシップで利益を得る会社から多額のお金をもらう契約をしたヘンリー王子が許せないと感じています。せっかく銅像計画で修復しかけた関係に、またひびが入ってしまいそうだ」という。
2人は、1997年8月31日に亡くなった母親のダイアナ妃の銅像を、ケンジントン宮殿の一角にあるダイアナ妃がこよなく愛したサンクンガーデンに、ダイアナ妃の60回目の誕生日となる2021年7月1日に建立することを明らかにしているが、ダイアナ妃が一番望んでいることは2人が仲良くしてくれることだろう。
NY在住/JUNKO