名子役は9歳でアルコール依存症に…『E.T.』出演キャストの“その後”を大追跡!
大好きな作品や大ヒット作に出演したキャストたちは、ほかにどんな活躍をしているのか?そんな疑問に答えるこの企画。今回は、昨日10月2日に「金曜ロードSHOW!」で放送され、Twitterトレンド入りを記録するなど大反響を巻き起こした、スティーヴン・スピルバーグ監督の代表作『E.T.』(82)をピックアップ。当時子役だったあの人たちは、いまどうしている?
本作は、地球に取り残された宇宙人と少年少女との交流を描く心温まるSFファンタジー。約1000万ドルの製作費に対し、アメリカで3億ドル(当時)という、1982年公開当時の映画史上最大の興行収入を記録した。日本でも『もののけ姫』(97)に抜かれるまで、映画の配給収入の歴代1位だった。
『ドクター・スリープ』にも出演していたヘンリー・トーマス<エリオット役>
迷子の宇宙人こと“E.T.”と心を通わせることになる少年エリオットを演じたのは、現在49歳のヘンリー・トーマス。『E.T.』で英国アカデミー賞の最優秀新人賞を受賞し、ブラッド・ピットやアンソニー・ホプキンスと共演した『レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い』(94)などに出演したほか、1995年のテレビ映画『誘導尋問』ではゴールデン・グローブ賞テレビ映画部門最優秀助演男優賞にもノミネートされている。
最近では、スティーヴン・キング原作『シャイニング』(80)の続編『ドクター・スリーブ』(19)に出ているのを観て驚いた人がいるかもしれない。ユアン・マクレガー演じる主人公のダニーが“オーバールックホテル”のバーを訪れた際に、彼の父親ジャック(ジャック・ニコルソン)にそっくりなバーテンダーのロイドとして登場した。
『E.T.』関連では、本作をフィーチャーした、メディア・通信事業を行う「Xfinity」と「Sky」のCMに出演。トーマスは2児の父親になったエリオットを演じており、彼の家を訪れたE.T.と感動の再会を果たし、E.T.にインターネットやVR、スマートテレビなどの現代テクノロジーを紹介する内容となっている。
クセの強い作品で活躍するディー・ウォレス<メアリー役>
エリオットたちの母親メアリー役は、『ステップフォードの妻たち』(75)や『テン』(79)などのディー・ウォレスが演じていた。本作以降は、キング原作の『クジョー』(83)、SFコメディ『クリッター』(86)、パニックホラー『アリゲーター2』(90)、ピーター・ジャクソン監督作『さまよう魂たち』(96)、ロブ・ゾンビ監督の『ハロウィン』(07)や『ロード・オブ・セイラム』(12)といった数多くのクセの強いマニアックな作品で活躍。このほか、「クリミナル・マインド FBI行動分析課」や「LAW & ORDER:LA」、「シューター」など人気テレビドラマでのゲスト出演も多数ある。
俳優を辞めていたロバート・マクノートン<マイケル役>
エリオットの兄マイケル役は、当時16歳でオフ・ブロードウェイの「The Diviners」での演技が高く評価されていたロバート・マクノートンだった。本作出演後しばらくして俳優業を辞め、郵便物を取り扱う仕事をしていたマクノートン。しかし、2013年に復帰し、2012年に結婚したビアンカ・ハンターと共演した『THE MUMMY VS FRANKENSTEIN マミーVSフランケンシュタイン』、『ある殺し屋 KILLER FRANK』(ともに15)などに出演した。
4K ULTRA HD + Blu-rayセット 発売中
価格:5,990円+税
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント