“初代バチェロレッテ”福田萌子が番組参加を決めたワケ「プライベートをさらけだすのは勇気がいること」
「人生の一番の財産は、経験値」
“バチェロレッテ”としての経験を通して、福田は「たくさんの気づきがあった」と明かす。
「私は、結婚と恋愛をわけて考えるタイプではないんだなと気づきました。刺激を求める恋愛と、安定を求める結婚は別だと言う人もいますよね。でも私は今回の経験を通して、改めて、人を思いきり愛したい、毎日アイラブユーを伝えたい、ずっと愛する人のそばにいたい!って思ったんです。恋愛の先に結婚があるタイプですね」と語り、さらに「ローズセレモニーに向けて、この人は、私にとってどういう人なんだろう、私はこの人を好きなのかな?など、眠れないくらいたくさん考えました。この人には母性的な愛を感じているのかもと思う時もあり、私はたくさんの愛を持っているんだと気づきました。それに気づかせてくれたのは、相手の男性たちです」と感謝をあふれさせる。
ポジティブなオーラが、なんとも魅力的な彼女。人生の一番の財産は「経験値」だと話すが、「できないことを探すのではなく、できることをすればいい。幸せは日常にあふれていますから」とニッコリ。「世界中から見たら、経済力の面でも、キャリア面でも、私以上の人なんて星の数ほどいると思います。でも“私は宇宙旅行なんて行けないし…”と落ち込むのも違いますよね。“私はこれが幸せ”ということを探すことが大事」と持論を述べる。
そして自分磨きとして、もう一つ大切にしているのが「自分で自分を愛してあげること」だという。「自分のことは、自分でケアしなければいけない。“誰かから愛情をもらう”という考えにフォーカスするのではなく、自分で自分に愛情を与えることが大事だと思っています。自分を大切にして輝いている人、ハッピーオーラがある人って、誰もがそばに行きたくなりますよね。自分の人生は、自分だけのもの。1人でいても幸せだなというマインドを持てると、2人ならもっと幸せだと思えるし、どんどん幸せが大きくなっていくはず。愛って、伝染していくものですから」。
「“バチェロレッテ”の経験を通して、恋すること、愛することが、自分にとってとても大事なんだということが、明確にわかりました。愛について、17人もの男性と話し合うなんて、滅多にできないこと。ものすごく素敵な経験になりました」と輝くような笑顔を見せていた。
取材・文/成田おり枝