松本穂香&瀬戸利樹共演のアニメ『君は彼方』に夏木マリ、竹中直人が出演!本予告も公開

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松本穂香&瀬戸利樹共演のアニメ『君は彼方』に夏木マリ、竹中直人が出演!本予告も公開

<キャスト・スタッフコメント>

●夏木マリ(森おばあちゃん役)

「(本作に参加した感想)主人公、澪ちゃんにとって神様のような存在でしょうか…。駄菓子屋の森おばあちゃん、澪ちゃんが強い思いを持って望む世界にいけるように後押ししますが、おばぁちゃんは何者なのでしょう…私自身、青春を過ごした池袋あの場所で楽しみながら演らせていただきました。

(:池袋が舞台ということに対して)池袋という街は、私の故郷です。生まれたのは、びっくりガード近くのぬかりや病院、子供の頃、西武と並んでまだ丸物というデパートがあり、私の遊園地でした…。高校は、豊島岡女子学園です。内緒ですけど、駅地下でアルバイトしてドラムというジャズ喫茶に出ているGSに差し入れを買ってました!タカセでのつまみ食いも思い出、今は劇場を通じて夢をいただいています」

●竹中直人(殯役)

「(本作に参加した感想)スタジオに入ると瀬名監督がぼくをとても明るく迎えて下さりとても嬉しかったです。そして控えめに佇む松本穂香さんに『はじめまして!』とご挨拶すると『一度共演しています…』と優しくお応え下さり『あっ!!そうでした!!』と叫び、そのまま意識を失ったのを思い出します。松本穂香さんの『大丈夫ですか…?』と優しい声に意識を取り戻したぼくは静々と録音スタジオに入りました。そして私の演じる“殯”があまりにも恐ろしい化け物で驚きました。そのキャラクターデザインに負けないようにと瀬名監督がぼくに『もっとテンション上げて!もっと!もっと!全然足りない!もっと上げて!もっと!もっと!もっと!』と叫び続け、そのまま意識を失ってしまったことをなつかしく思い出します。想像を超える楽しいアフレコ現場でした。

(池袋が舞台ということに対して)池袋と言うと幼い頃に聴いた青江三奈さんの『池袋の夜』という歌を思い出します。池袋というと夜が似合う街、大人の街という思いが子供の頃はありました。そして多摩美の学生になってから池袋文芸坐を知り濃い映画通が集まる街というイメージになりました。そして最近、野田秀樹さんのお芝居で池袋の芸術劇場に2ヶ月ほど通っていたので池袋の街の空気にすっかり馴染み、池袋は芸術をこよなく愛する街なのだと深く感じました。そして今回『君は彼方』で描かれる池袋はとても美しくロマンチック。またもや池袋という街の印象が変わりました。常に変化してゆく池袋…素敵な夢を持った街なのですね」

●土屋アンナ(織夏役)

「(本作に参加した感想)台本を読み終えた瞬間にこの作品のメッセージに心を奪われました。自分は死ぬまで夢を追い続けたいタイプの人間。ただ私でも毎日を淡々と生き抜いている現実に目を向ける時がある。退屈、平凡と感じてしまう人も数多いはず。でも自分の生き方は自分にしか変えられない。人生、時間をかけがえのないものだと重じて生きようと背中を押してくれる作品だと思います。

(池袋が舞台ということに対して)私は渋谷区生まれ。言わば都会っ子(笑)。同じ東京でも池袋はまた違った空気の流れだが東京を代表する繁華街だ。常に多くの人々が行き交い、情報交換し、ファッション、食など最先端を先取りしている場所。人は刺激的なそんな町で楽しみも苦しみも経験する。だから私にとっての池袋は学びの場所」

●仙道敦子(宮益沙智役)

「(本作に参加した感想)アニメーション映画のアフレコに初めて参加させて頂きました。瀬名監督のご丁寧なご指導のもと、とても楽しく貴重な経験ができましたし、神聖な気持ちで臨みました。また、当日は以前親子役でご一緒した大好きな松本穂香ちゃんとの再会もできて、本当に嬉しい時間を過ごしました。

(池袋が舞台ということに対して)私にとって池袋は、様々な劇場があったり、鬼子母神神社の手作り市であったり、文化交流の盛んな街という印象が強くあります。そして、近年ますます変化をしていますね。物語は、壮大なテーマでありながら誰もが一度は感じる大人になる一歩を描いています。そんな、池袋が舞台になった『君は彼方』、劇場で拝見するのが楽しみです!」

●木本武宏(忘れ物口 係員役)

「(本作に参加した感想)瀬名監督からのアドバイスはただひとつ『木本さんだと分からないようにしてください』…一瞬???でした(笑)。ただ、確かに、そりゃそうです。なので、現場では『いいです!木本さんじゃない!』という声を頂くまで必死でやりました。いい経験でめちゃくちゃ楽しかったです。

「(池袋が舞台ということに対して)元々は滅多に行かない場所で、ヤンチャの若者が支配している街のイメージが強かったのですが、今はサブカルやエンタメいえば池袋なイメージですし、何より一番好きなハンバーグ店とサウナ店があるので頻度高く行く街になりました。とにかく変貌のスピードが目まぐるしい街です」

●瀬名快伸(監督・原作・脚本)

「本当に素晴らしい役者の皆さんに命を吹き込んでいただきました。シーンの雰囲気、キャラの感情にぴったりと合うまで何度も何度も演技を重ねてもらったことでアニメという枠を飛び越えたリアリティを表現できたのではないか。と思っています。コロナ禍の閉塞した世の中、キャラに宿っていく命の輝きを見て聞いて、この世界に光の希望を感じていただける作品になった。と思いました。人の絆、思いを伝えること、生きることへの感謝。ぜひ劇場で感じていただければと思います」

文/富塚沙羅

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