異色の金魚すくい漫画を尾上松也&百田夏菜子の共演で映画化!

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異色の金魚すくい漫画を尾上松也&百田夏菜子の共演で映画化!

大谷紀子原作の人気漫画「すくってごらん」が、本作が映画初主演となる尾上松也、初ヒロインとなる“ももいろクローバーZ”の百田夏菜子の共演で実写映画化されることがわかった。2021年3月に公開される。

“金魚すくい映画”『すくってごらん』公開決定!
“金魚すくい映画”『すくってごらん』公開決定![c]2020映画「すくってごらん」製作委員会 [c]大谷紀子/講談社

本作は、順風満帆なエリート銀行員人生から外れ、左遷の地にやってきた香芝誠(尾上)が、世界一静かで優雅なスポーツといわれる”金魚すくい”と、それを取り巻く人々との出会いを通して成長していく物語。大ヒットドラマ「半沢直樹」で演じたIT社長の瀬名役も記憶に新しい尾上が、本作で大手メガバンクのプライドが高くネガティブな元エリート役に挑む。

また、香芝が左遷初日に運命的に出会い一目ぼれをするミステリアスな女性、生駒吉乃を百田が元気いっぱいのイメージを封印し、大人の佇まいを見せて好演する。監督は『ボクは坊さん』(15)で長編デビューを果たした真壁幸紀。原作と同じく奈良県を舞台に、城下町と金魚の持つ“和”の世界観を活かしながら優雅で華麗な物語が描かれる。

本作について尾上は「とにかくいままでに見たことのない作品というのは間違いないです。非常に幻想的で、金魚と光のコラボレーションで魅せる日本ならではの映画、日本にしか出来ない映像美に満ちた作品になっています」とコメント。真壁監督は「配信全盛の時代に、映画館という空間でしか成立しない映画を作りたかった」と語っており、斬新な映像表現で描かれる、いまだかつてない“金魚すくい映画”に期待が高まる!

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