異色の金魚すくい漫画を尾上松也&百田夏菜子の共演で映画化!
<キャスト・スタッフコメント>
●尾上松也(香芝誠役)
「オファーを頂いたとき、金魚すくいのお話ということと、漫画を映画にするにあたってのアプローチの仕方が想像もつかない、なんて無茶なことをしようとしているんだと。ぜひ一緒にチャレンジしたいと思いました。出来上がったものを観たら、案の定ぶっとんだものになっていて、初主演のプレッシャーもありましたが、改めて出演してよかったと思いました。とにかく今までに見たことのない作品というのは間違いないです。非常に幻想的で、金魚と光のコラボレーションで魅せる日本ならではの映画、日本にしか出来ない映像美に満ちた作品になっています」
●百田夏菜子(生駒吉乃役)
「台本をどんなに読み込んでも想像し切れなかった部分がたくさんあって、撮影中もどうなるんだろうと思っていましたが、吹き出してしまうようなシーンもいくつかあって、すごくおもしろい純粋に楽しい作品になりました。日本の良さや日本らしさがたくさん詰まっていて、日本人で良かったと思える瞬間もある映画です。そして、初ヒロインのほかにも私にとって初めての挑戦もたくさん詰まっています。まだ言えないこともたくさんあるので、みなさまにはいろいろなことを楽しみにしていただきたいです」
●真壁幸紀(監督)
「配信全盛の時代に、映画館という空間でしか成立しない映画を作りたかった。その為には“稀代のエンターテイナー”である尾上松也さんの才能が必要でした。映画を見終わった後、誰もが『映画館で観なければ意味がない。松也さんしかこの役は出来ない』と思うはずです。『幕が上がる』を観て以来、ずっと役者としての百田夏菜子さんに興味がありました。圧倒的な”光“の中に見える”影”がとても美しく、彼女を撮れば、まさしく”映画”になりました。主演のお二方の名前を見て、勘の良い方は『これは…』とお気づきかと思われますが、その予想すら超える“エンターティメント”を映画館に″体験”しに来てください」
●大谷紀子(原作)
「長かった...!やっと...やっとここまで辿り着きました。映画化のお話を頂いたのが約4年前。コロナの影響もあって今このタイミングでの発表となりました。主演の香芝役を尾上松也さん、ヒロインの吉乃役を百田夏菜子さんに演じて頂けるという、贅沢かつ幸せな作品です。『すくってごらん』を描くにあたってお世話になった方々、読者の皆さまのお力あっての映画化です...!本当に感謝しかありません!!上映される頃には三密も解かれて楽しく鑑賞出来ることを願っています」
文/富塚沙羅