「演者の一呼吸さえも心に響く」「煉獄さんに胸アツ」…日本中の映画館が沸いた“「鬼滅の刃」現象”まとめ
熱狂に次ぐ熱狂で、Twitterのトレンドをジャック!
熱狂ムードは映画館だけにとどまらない。初日の初回上映が終了した朝9時ごろから、TwitterをはじめとするSNSではいち早く作品を観た人からの大絶賛コメントが相次いでいる。
テレビアニメ版から格段にスケールアップした物語に驚嘆する声や、作画クオリティの高さを称賛する声、「作画、楽曲、演者の一呼吸さえも、全てにおいて心に響く届く伝わる」「マスクがめちゃくちゃ濡れるほど泣いた…」というコメントや、久しぶりに映画館に活況が戻ってきたことを喜ぶ声も多数寄せられており、Twitterのトレンドには「鬼滅の刃」「無限列車」はもちろん「煉獄さん」などキャラの名前がずらり。映画レビューアプリ「Filmarks」では平均点4.4(5点満点)、「MOVIE WALKER」アプリのレビュー欄でも平均点4.8(5点満点)と大絶賛の嵐を巻き起こしている。
そして現在、全国のTOHOシネマズとTSUTAYA BOOKSで限定発売中の劇場発信型マガジン「シアターカルチャーマガジンT.【ティー】」42号では、約40ページに及ぶ「鬼滅の刃」大特集が組まれている。キャラクターやストーリー設定などの基本情報はもちろん、花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、日野聡の声優座談会や主題歌を歌うLiSAらクリエイターたちの熱い想いがこもったインタビューが多数収録されているので、すでに「鬼滅の刃」に魅了されている人だけでなく、実はまだこの波に乗れていないという人も必見だ。
たった1日で10億円突破!?驚異的なメガヒットに
一部の報道によれば、公開初日の興行収入は平日だったにもかかわらず10億円を突破したとみられている。初日には一日も早く作品を観ようと詰めかけたファンが一気に押し寄せたが、土日には親子連れの姿も多く見受けられたことからも、初日から3日間の興行収入30億円突破は確実との声も。
ちなみに昨年夏に公開され、最終興収140億円を超えるメガヒットとなった『天気の子』(19)の初日から3日間の興行収入が16億4000万円だったことを考えると、本作が異例の大ヒットとなっていることがよくわかる。“令和の国民的アニメ”がどれほどの大記録を打ち立てるのか。その興行収入の推移から片時も目が離せなくなりそうだ。
文/久保田 和馬