“朝ドラ”コンビが7年ぶりに復活!のんの親友役として橋本愛が『私をくいとめて』に出演
「蹴りたい背中」などで知られる綿矢りさの同名小説を、のんと林遣都の初共演で映画化した『私をくいとめて』(12月18日公開)。本作の追加キャストとして橋本愛の出演が明らかとなり、あわせてポスタービジュアルと本予告映像が解禁された。
同じく綿矢の原作を基にした映画『勝手にふるえてろ』(17)に続き、大九明子監督がメガホンをとった本作は、31歳を迎えた独身女性と年下男子が織りなす不器用な恋の物語。脳内にいるもう一人の自分であり相談役の“A”とともにおひとりさま生活を満喫していたみつ子(のん)が、年下営業マンの多田くん(林)との思いもよらぬ恋に戸惑いながらも一歩踏みだしていく様を描く。
橋本が演じるのは、みつ子の親友で妊婦の皐月。2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」以来7年ぶりとなるのんとの共演に橋本は、「今回、役としてお互いが目を合わせた時の、電気が走るような、心が通じる感覚。鮮烈でした。声を発して会話しづらいなか、心の会話の気持ちよさを強く感じました。超超楽しかったです」と撮影を振り返った。対するのんも「かなり久しぶりに共演させていただいたので、とてつもなく照れました。でも、愛ちゃんの方から本読みをしたいと声をかけてくれて、みつ子と皐月のやりとりで心を通わせることができたように思います。楽しかった!」と、再共演の喜びを語っている。
また、5.1chサラウンドでニューミックスされた大滝詠一の名曲「君は天然色」が劇中歌に決定。同曲が彩る本予告映像には、多田くんとの恋に一喜一憂するみつ子の姿が収められている。多田くんの気持ちを確かめたいと思いつつも行動に移せないみつ子は、脳内相談役の“A”に自虐やボヤキを炸裂。さらに、心を乱されたみつ子が感情をぶちまけながら涙する姿も映しだされ、人間味あふれるヒロインを体現したのんの魅力が詰まった内容となっている。
なお、本作は10月31日(土)~11月9日(月)まで開催される第33回東京国際映画祭の「TOKYOプレミア2020」部門への招待も決まっており、11月5日(木)に行われる舞台挨拶には監督とキャストの登壇も予定されているとのこと。チケットは10月24日(土)より、東京国際映画祭公式サイトにて発売開始となるので要チェックだ。