“朝ドラ”コンビが7年ぶりに復活!のんの親友役として橋本愛が『私をくいとめて』に出演
<キャスト コメント>
●橋本愛(皐月役)
「(出演のオファーをいただいていかがでしたか?)大九監督と綿矢りささんの最強コンビネーション作品に参加できることがうれしくて、撮る前から早く観たい!とお客さん気分でわくわくしました。とにかく脚本がおもしろくて、ポップでチャーミングなのに人間の深淵を描いていて、漫画を読んでいるようなライト感がありながら、ドッと心臓が鳴るような読後感。これこれ!とうれしくなりました。
(皐月という役柄に関して、ご自身で考えたことや大九監督とお話したことなどがあればお教えください)皐月は原作で描かれた人間性をベースに、映画ではもっとみつ子との関係性に特化して、また一番いまの時代が投影されるキャラクターになりました。はたからは幸せに見える条件がそろったような人でも、内実不安や恐れに毎日襲われていて、その弱さが見えた時、みつ子を救うといいな、と。監督とは、みんな生まれながらのおひとりさまなんだ、という話をして、その言葉を大事に抱えて最後まで演じたつもりです。
(久しぶりののんさんとの共演はいかがでしたか?)あまりに久しぶりで、最初はとても照れました。それに、昔の私は相当やりづらかっただろうなという、懺悔の気持ちを常に持っていました(笑)。でも今回、役としてお互いが目を合わせた時の、電気が走るような、心が通じる感覚。鮮烈でした。声を発して会話しづらいなか、心の会話の気持ちよさを強く感じました。超超楽しかったです」
●のん(みつ子役)
「(橋本愛さんとの久しぶりの共演はいかがでしたか?)かなり久しぶりに共演させていただいたので、とてつもなく照れました。最初は、目を合わせただけでドキドキしちゃうくらい恥ずかしかった!その時の私は、好きな人にうまく話せない男の子のようでした。でも、愛ちゃんの方から本読みをしたいと声をかけてくれて、みつ子と皐月のやりとりで心を通わせることができたように思います。そしてなんと言っても再び親友役。これ以上ない相手でした。楽しかった!」
文/トライワークス