森山未來、北村匠海、勝地涼のストイックな姿!『アンダードッグ』メイキング映像が解禁

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森山未來、北村匠海、勝地涼のストイックな姿!『アンダードッグ』メイキング映像が解禁

第39回日本アカデミー賞優秀作品賞をはじめ、多数の映画賞に輝いた『百円の恋』(14)の武正晴監督と脚本の足立紳がタッグを組み、ふたたびボクシングを題材に、人生から見放された3人の男たちの生き様を描きだした『アンダードッグ』(11月27日より前編・後編同時公開)。このたび本作から、森山未來と北村匠海、勝地涼の3人がボクシングシーンに挑む姿を映したメイキング映像が到着した。

解禁されたメイキング映像は、主人公の晃役を演じる森山がストイックなトレーニングに挑む姿から始まる。俳優のみならずダンサーとしても活躍する森山は、持ち前の身体能力の高さに加え、クランクイン1年前からトレーニングを行ない撮影に参加したとか。カメラが回っていない間も黙々と筋トレに励み、まるで劇中の晃が憑依したかのように、ミット打ちの練習シーンでは真剣な表情でパンチを打ち込んでいく。

またクランクイン前に体重を8kg落として撮影に臨んだ北村は、『百円の恋』につづいてボクシング指導を担当した松浦慎一郎とともにステップを細かく確認しながら、スピード感あふれるシャドーボクシングを披露。そして宮木役を演じた勝地は、ジムの先輩役を演じるプロボクサーでトレーナーライセンスも持つロバート山本博との撮影に挑み、汗だくになりながら宮木らしいボクシングを組み立てていく様子が切り取られている。

そんなキャスト陣の全力投球について武監督は「森山さんの身体能力は素晴らしく、彼がいなければ成立しなかった作品。北村くんの運動神経と反射神経には驚かされましたし、勝地さんの練習したアッパーカット宮木スペシャルは練習の成果が出ていました」と手放しで大絶賛。そして「彼らの献身的なトレーニング姿は我々スタッフの力となり、作品の推進力。タイトルの“アンダードッグ”が、人間の持つ底力や可能性を知らしめるタイトルへ変貌する作品に仕上げることが僕の使命と考えています」とコメントした。

スタッフ、キャストが一体となって作りあげた熱量たっぷりの闘いのゆくえを、是非とも劇場で見届けてほしい!


文/久保田和馬

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