映画史に刻まれるアクションの裏側に迫る!『スタントウーマン』公開決定
「ワイルド・スピード」シリーズなど数々のアクション映画に出演してきたミシェル・ロドリゲスが製作総指揮を務める『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』。2021年1月8日(金)より公開が決定した同作から、予告編とビジュアルが解禁された。
CG技術の発達とともに迫力に満ちたハリウッド映画が日々作られているなか、CGでは表現出来ないアクションシーンをより緻密に表現するため、昨今ますます重要視されているスタントパフォーマーの存在。男性中心の業界ながら、ハリウッドでは1960年代からスタントウーマンたちが活躍し、彼女たちの地位や権利を守るために戦ってきた過去があった。本作は、そんなスタントウーマンの知られざる“闘いの歴史”をリアルに捉えたドキュメンタリー。『トゥルーライズ』(94)、『ワイルド・スピード』(01)、『マトリックス リローデッド』(03)、『ワンダーウーマン』(17)をはじめとする息を呑むような名アクションシーンの数々を演じてきた彼女たちの証言をもとに、日々の鍛錬の様子やその歴史を通してハリウッド映画の最前線で活躍するプロフェッショナルたちの姿を映しだす。
予告編は、女性としてではなく「プロとして尊敬されたい」と語るスタントウーマンによる全身を炎に包まれるスタントからスタート。そして高速道路での超絶カーアクションや、車の複数回に及ぶ横転シーン、激しい格闘アクションなど危険なスタントをこなす彼女たちの姿が映しだされる。『キル・ビル』(03)や『ジョン・ウィック』(14)など映画史に残る名アクションシーンも登場し、期待感が煽られる映像に。また同時解禁されたビジュアルでは、ナビゲーターとして出演したロドリゲスが実際にスタントを体験するシーンのほか、本編の見どころが多数切り取られている。
スタントウーマンたちの素顔も映す『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』。彼女たちの想いを、本編で明かされる映画製作の裏側とともに堪能して欲しい。
文/足立美由紀