“トムとジェリー”が実写映画で躍動!クロエ・グレース・モレッツと共演の海外版予告が公開
おっちょこちょいなネコのトムと、頭脳明晰なネズミのジェリーが“仲良くけんか”する姿をシュールなタッチで描き、1940年に誕生してから80年間にわたり世代を超えて愛されつづけているアニメーションシリーズ「トムとジェリー」。その長編実写映画版となる『Tom and Jerry』の海外版予告映像が公開された。
アニメーションのキャラクターたちが実写の世界でリアルな俳優たちと共演する本作。ニューヨークの高級ホテルに住み着いたジェリーを追いだすために、ホテルのスタッフたちはトムを雇うのだが、それがやがてホテルを揺るがす大バトルへと発展していく…というドタバタコメディ。主人公でイベントプランナーのケイラ役をクロエ・グレース・モレッツが演じる。
「トムとジェリー」シリーズは、これまで160本以上の劇場用短編アニメが製作されており、その内13作品がアカデミー賞短編アニメーション賞にノミネートされ、7度のオスカーを受賞。その後1970年代からはテレビアニメシリーズとして放送され、200を超えるエピソードが製作。
初の長編劇場版となった『トムとジェリーの大冒険』(93)以降は長編アニメーション作品も製作されるように。また過去にはジーン・ケリーとフランク・シナトラ共演の『錨を上げて』(45)など実写映画とコラボレーションしたことも。
本作でメガホンをとったのは「ファンタスティック・フォー」シリーズなどを手掛けたティム・ストーリー監督。脚本は『ブリグズリー・ベア』のケビン・コステロが担当。モレッツのほか、マイケル・ペーニャやロブ・ディレイニー、コリン・ジョストらが出演。全米では2021年3月に劇場公開される予定となっており、日本上陸を楽しみに待ちたい!
文/久保田 和馬
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