レディー・ガガ、伊坂幸太郎「マリアビートル」原作のブラッド・ピット主演作で共演?
『アリー/スター誕生』(18)で映画初主演にしてアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたレディー・ガガが、伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」を原作にしたブラッド・ピット主演のアクション・スリラー『Bullet Train』に出演交渉中であることが明らかに。「Collider」が独占で報じている。
『デッドプール2』(18)や『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(19)のデヴィッド・リーチ監督がメガホンをとる同作には、ピットのほかにジョーイ・キング、アーロン・テイラー=ジョンソン、ザジー・ビーツ、ブライアン・タイリー・ヘンリー、マシ・オカ、マイケル・シャノンらが出演予定。脚本は『ライト/オフ』(16)でプロデューサーを務めたザック・オルケウィッツが担当するとのこと。
2010年に発表された小説「マリアビートル」は、2015年に映画化もされた「グラスホッパー」の続編で、東京から盛岡に向かう東北新幹線に乗り合わせた5人の殺し屋たちの攻防を描いた物語。ピットはアメリカ人のヒットマン“レディバグ”を演じるとのことだが、ガガがどのような役割で登場するのかはまだ明らかにされていない。報道によればメインキャラクターではない役柄の可能性が高いようだ。
巨匠リドリー・スコット監督が手掛ける、有名ブランド「Gucci」の創業者一族を描く『Gucci』で、創業者の孫マウリツィオ・グッチを殺害して有罪判決を受けた元妻パトリツィア・レジアニ役で出演することも発表されているガガ。『Bullet Train』の続報に注目すると共に、女優としてさらなる飛躍を見せようとしているガガの今後の動向からも目が離せなくなりそうだ。
文/久保田 和馬
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