深川麻衣主演『おもいで写眞』安田レイの主題歌が心に沁みる予告編解禁!

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深川麻衣主演『おもいで写眞』安田レイの主題歌が心に沁みる予告編解禁!

深川麻衣を主演に迎え、『君に届け』(10)の熊澤尚人監督がオリジナル脚本で描く『おもいで写眞』(2021年1月29日公開)。このたび、本作の主題歌が「第57回輝く!日本レコード大賞」新人賞を受賞した安田レイの「amber」に決定し、その楽曲が流れる予告編とポスタービジュアルが解禁された。

【写真を見る】『おもいで写眞』主題歌は安田レイの「amber」に決定
【写真を見る】『おもいで写眞』主題歌は安田レイの「amber」に決定[c]「おもいで写眞」製作委員会

『おと・な・り』(09)や『ユリゴコロ』(17)など、人間の心の機微をすくい取り高く評価されてきた熊澤監督が、世代を超えた人と人とのふれあいを描く本作。たった一人の家族だった祖母が亡くなり、東京から富山へと帰ってきた主人公の結子が、町役場で働く幼なじみからお年寄りの遺影写真を撮る仕事を引き受け、人々との出会いをきっかけに想像もしなかったドラマを奏でていく。『パンとバスと2度目のハツコイ』(18)で第10回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞し、話題作への出演が続く深川が主演を務め、高良健吾や香里奈、井浦新、吉行和子、古谷一行らがキャストで名を連ねている。

解禁された予告編は、幼なじみの星野(高良)が結子(深川)に「カメラマンやってくれま」と富山弁で依頼するシーンから始まる。「遺影写真?」と驚く結子だったが、祖母の遺影写真がピンボケで悔しい思いをしたことから撮影を始める。町のお年寄りに声をかけるも、初めは「遺影なんて縁起でもない」と断られてしまう。そんなある日、和子(吉行)が「行きたい場所があるんよ」と自分の思い出の場所での撮影に協力してくれることに。忘れていた素晴らしい思い出と再会し、笑顔と元気を取り戻していく和子をはじめとするお年寄りたち。そんななか、柏葉(古谷)の「悔いが残ったんじゃやりきれん」と言いうなだれる様子も映しだされ波乱を予感させる映像となっている。

あわせて解禁されたポスタービジュアルには、緑の中にたたずむ結子と笑顔の星野たちが写しだされており、「それを撮ると、あなたの人生が眩しく輝き出す」という未来への希望にあふれたメッセージが印象的だ。

過去だけでなく、残りの人生も輝かせる魔法のような“おもいで写眞”。人は誰でも最後の瞬間まで楽しく生きることができるという希望を届けてくれる、感動の物語に期待したい。

文/富塚沙羅

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