スウェーデンのフィリップ王子夫妻がコロナ感染、親族の葬儀出席が原因か
スウェーデンのカール・フィリップ王子(41)とソフィア妃(35)が、夫婦で新型コロナウイルスに感染したことがわかった。
王室の広報担当者が26日に明らかにしたもので、「25日の夕方に、フィリップ王子とソフィア妃共にコロナ特有の症状があったため、2人の子どもたちと隔離状態に入り、テストでコロナに感染していることが明らかになった。マイルドなインフルエンザのような症状はあるものの、2人共に元気だ」という。
ソフィア妃は、患者との接触はないものの4月から医療従事者のサポート役として働いており感染が心配されていたが、ひんぱんにテストを受けており、2日前にも2人の公式Instagramで、ユニフォーム姿で医療従事者をリスペクトする動画を投稿したばかり。
「The Telegraph」などによれば、「2人は、コロナのテストを受け陰性だったため、先週の金曜日に、先月亡くなったフィリップ王子の母シルヴィア王妃(76)の兄(86)の葬儀に参加した。その後、25日の夕方に症状が表れた」そうで、病院ではなく、葬儀で感染した可能性が高そうだ。
「葬儀は10人以下で行われ、事前にテストを受けて全員陰性だった。カール16世グスタフ国王とシルヴィア王妃夫妻、ヴィクトリア皇太子とダニエル王子夫妻は、症状は出ていないが、26日にテストを受けている」という。
集団免疫獲得を目指し、ロックダウンを行わず、マスクの着用も義務付けずに独自のコロナ対策をとってきたスウェーデンでは、「ほかの欧州地域で、マスクを着用しても感染拡大の解決にはあまり意味をなさない」として、イベント中などでも一切マスクを着用していなかった。
NY在住/JUNKO
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