ジョニデ、小児病棟の子どもたちに「自分の指を食べた」と話す動画が流出
DVの汚名を返上すべく英国高等裁判所に請求した上訴が却下され、「ワイフビーター(妻虐待者)」疑惑が決定的になってしまったジョニー・デップに、新たな試練が浮上している。
2016年、ジョニーは、アンバー・ハードとの婚姻中だった前年3月にシリーズ第5弾『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(17)の撮影中、アンバーと喧嘩をして中指の先端が切断されてしまったことを明らかに。
また2018年に「Daily Mail」が独占で入手したインタビューでジョニーは、「アンバーはウォッカの瓶を投げ、1つは耳の横あたりをすり抜けたが、もう1つが右の中指に当たり、ケガをした」「まるでベスビオ山(イタリアにある火山)のようだった」と当時について淡々と語り、「その指に、リトル・リチャードと名付けた」と冗談交じりに語っていた。
一方のアンバーは英国での裁判で、ジョニーが担当医師に「とても悲しいよ。中指の先端を切り落とした。どうしたらいい?恥ずかしいよ」と送ったメッセージを証拠として提出したが、ジョニーは、「これは自分がやったということではない」と主張していた。
そんななか「Mirror」が、2015年にジョニーが、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジャック・スパロウに扮して、小児病院の子どもたちを訪問した際の動画を投稿。ファンがTikTokでシェアしたもので、子どもが包帯をした指について、「その指はどうしたの?」と尋ねると、「僕の指?こっぴどく痛めつけちゃったんだ。自分で食べたんだ。かみちぎってね。お腹が空いていたから」と答えると、子どもがくすくす笑い、ジョニーが、「ほんとお腹が空いててね。指をかじったんだ。食べたんだよ。先っぽをちょっとだけ」と飄々とした表情で語っているものだ。
ジョニーが上訴を却下されたタイミングでの、この動画の投稿が気になるところ。実際にファンからは、「ジャック役としてはありえそうなユーモアのある発言」「さすが俳優」という声もある一方で、「子どもに何事もなかったかのようにこんなことを言うなんて、信頼できない」「しゃれにならない」といった声も寄せられており、アンバー側からの可能性も指摘されている。
役者生命の危機が伝えられるなか、ジョニーが実質的に、「ファンタビ」シリーズで演じていたグリンデルバルド役を降板させられたことを不服としてファンが「Change.org」で嘆願書を募り23万人以上が署名しているが、デンマーク人俳優マッツ・ミケルセンが代役に決定。
また、アンバーとの泥沼離婚劇を機にとん挫している「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズでのジャック・スパロウ役復活を求める嘆願書には、33万件以上の署名が集まっているが、現在、今後のジョニーの出演作すべてが白紙になっている厳しい状況に変わりはない。
NY在住/JUNKO