森山未來、北村匠海、勝地涼が激白!『アンダードッグ』の壮絶な撮影裏話
「トレーニングのつらさと充実感は、おそらく3人で共有できたかなと」(森山)
――3人ともボクサー役ということで、どのようなトレーニングをしていったのですか?
森山「僕は普段、走ることが好きではないんですが、さすがに今回は走らないといけなかったんです。でも実際にやってみたら、走るのとジャンプすることは、とても腰にいいと思いました(笑)。特に縦ジャンプが良くて、かなり重いヘビーロープを使った縄跳びもすごくいいなと感じました」
勝地「わかる!僕は、いまだに本番前にやってます」
森山「そうなんだ!」
北村「僕の場合、龍太役では俊敏さが必要で、敵の攻撃に合わせてとにかく動き回るというスタイルだったのですが、同じく足腰を鍛えていきました。リングのなかをぐるぐる回ったり、いろんなステップを踏んだりして。僕はこれまでダンスをやったことがありましたが、全然鍛え方が違いました。『アンダードッグ』では、体重が10kg落ちたし、体質も変わりましたね」
森山「マジで10kgも!?」
北村「はい。『とんかつDJアゲ太郎』の時、ぷよぷよ体型で、そこからのトレーニングだったので。やってみて、自分はM気質なんだと気づきました(笑)。自分を追い込み、負荷をかけていくのが心地良かったです。ただ、10kgマックスで落ちた時は、ちょっとガリガリすぎたので、そこから少し増やしました。身体がみるみる変わっていく感覚がおもしろかったです」
勝地「僕は未來くんのトレーニング内容を聞いて、もっと重いものをやろうと思ったりしましたが、そもそも未來くんは、僕の3倍くらいの運動量を目指してやっているから、張り合おうとすることすら、バカバカしくなってきて(苦笑)。僕はそこじゃないと思ってやっていきましたが、とにかくしんどかったです。トレーニングは毎日、行きたくないと言いながら行ってました」
森山「思わず、休む理由を探してしまうよね(苦笑)」
勝地「行って始まってしまえば、乗り切れるんですが。本当に汗でビショビショになったし、つらすぎて思わず声が出るという経験もしたことがなかったですから。『うう…!』という絞りだすような声が出るんです」
森山「トレーニングのつらさと充実感は、おそらく3人で共有できたかなと」
北村「僕もそう思います」