実写版『鋼の錬金術師』ハイクオリティなアルフォンスがお目見え!
荒川弘の人気コミックを、主演に山田涼介を迎えて実写化する『鋼の錬金術師』の公開が12月1日(金)に決定。山田演じるエドワード・エルリックの弟で、鎧姿のアルフォンスのビジュアルも解禁された。
本作は錬金術師であるエドとアルのエルリック兄弟が、母を生き返らせるために行った禁断の“人体錬成”によって失ってしまった体を元に戻す旅を描く。実写化にあたり、肉体すべてを失い、魂が鎧に定着したアルをどうやって見せるのかに注目が集まり、昨年公開された特報映像に一瞬その姿が映ったことで、大きな話題になっていた。
今回ついにお披露目されたアルの全貌は、原作ファンも納得の作り込みで驚くばかり。この映像を作り上げたのは、ジェームズ・キャメロン監督の下『タイタニック』(97)でCGを手掛け、『ピンポン』(02)で卓球シーンにCGを多用して評価を得た曽利文彦監督。
曽利はハリウッド大作で用いられ、邦画史上初となる技術を本作のために開発したという。主演の山田は「俺がエドなんだという強い気持ちを持って撮影に臨み、CGのアルを見て、これは大丈夫、実写化できるぞ」と確信。そのクオリティに手ごたえを感じている。
実写映画化を記念して、秋には史上初の大規模原画展「鋼の錬金術師展」も開催される。12月1日の公開へ向けて、今年は『鋼の錬金術師』旋風が巻き起こりそうだ。【Movie Walker】
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