明石家さんま初プロデュース劇場アニメ『漁港の肉子ちゃん』公開決定!
お笑い芸人の明石家さんまが初プロデュースを務めるアニメーション映画『漁港の肉子ちゃん』が2021年初夏に公開されることが決定。あわせて同作のビジュアルと特報映像が解禁となった。
直木賞作家の西加奈子による同名小説を原作に、『ドラえもんのび太の恐竜 2006』(06)、『海獣の子供』(19)の渡辺歩が監督を務める本作。キャラクターデザインと総作画監督を『かぐや姫の物語』(13)で作画監督を務めたスタジオジブリ1期生の小西賢一、脚本はドラマ「凪のお暇」の大島里美が担当。アニメーション制作は『映画 えんとつ町のプペル』(公開中)を手掛けたSTUDIO4°Cが務める。
本作では、漁港の船に住む二人きりの母娘、肉子ちゃんとキクコの軌跡と成長を描いた物語。解禁となったビジュアルには、洗濯物が掛かる船の上にいるお団子をもった笑顔の母、肉子ちゃんと、読書に集中する娘、キクコの姿が描かれている。
また、特報映像には「おおきくて、まんまるで底抜けに明るい肉子ちゃんがみんなに幸せを運んでくれる」というナレーションが入り、すべてを包み込んでくれそうな優しくて大らかな肉子ちゃんの姿が映し出される。
さんまは実現まで5年ほどの時間を要したと振り返りつつ、「ようやく実現しました。今回のアニメ映画化は、エネルギーが引き寄せた産物です」と自信を見せる。さんまからのオファーについて西は「自分が小さな頃から知ってる、いわばお札の中の人みたいな存在だったので、 信じられない思いでした」と驚きを表現した。渡辺監督は「観てくださった方が、他の誰かに教えたくなる様な映画を目指したいです」と制作への意気込みを語っている。
アニメーションで、よりいっそうパワフルでハートフルなキャラクターとなった“動く”肉子ちゃん。明石家さんまが日本中に元気をお届け!2021年、心温まる感動のエンターテインメントに期待は高まる。