三石琴乃『劇場版セーラームーン』公開に安堵!「乙女の熱を燃やして演じていました」うさぎの“ギャップの魅力”も語る

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三石琴乃『劇場版セーラームーン』公開に安堵!「乙女の熱を燃やして演じていました」うさぎの“ギャップの魅力”も語る

大ヒット作品「美少女戦士セーラームーン」を、25年ぶりに映画化した『劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」』《前編》の公開記念トークショーがオンラインで開催され、三石琴乃、福圓美里、今千秋監督、担当編集の小佐野文雄が出席。三石が「公開できて本当によかったと、心底胸をなで下ろしています」と笑顔で公開の喜びを語った。

公開記念トークショーが開催された
公開記念トークショーが開催された

本作は、大人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」の劇場版で、武内直子による原作漫画の第4期「デッド・ムーン編」を映画化した2部作の前編。1992年にスタートしたテレビアニメシリーズから、セーラームーン/月野うさぎ役を務めてきた三石は、「久しぶりに戦士のみんなと集まれた。役者のみんなの顔を見られただけでよかった」とアフレコ時の感激を述懐。スーパーセーラーちびムーン/ちびうさ役の福圓も「ようやっと生まれた!」と声を弾ませながら、「前編はみんなで録れたので、とても楽しかった。ワイワイとしてあっという間でした」と振り返っていた。

武内の担当編集の小佐野によると「(武内)先生もアフレコに一度来てくださった」そうで、「監督ともお会いして、アフレコの映像を観て『とにかく美しい、キラキラしている。みんなに観てもらいたい』とおっしゃていた」と武内の感想を披露。さらに「漫画の担当をして30年になりますが、初めて知った事実が結構ある。『これってこういうことだったのか』ということが多くて、いつまでも発見がある」と「美少女戦士セーラームーン」の魅力について語っていた。

【写真を見る】三石琴乃&福圓美里がアフレコ秘話を明かした
【写真を見る】三石琴乃&福圓美里がアフレコ秘話を明かした

ファンからの質問も続々と届いていたこの日。「演じていて熱くなったシーン」を聞かれた三石は、「うさぎちゃんでしゃべっている時は大体熱いんですけど、戦うシーンは、正義という熱を燃やしている。遊園地でみんなでわきゃわきゃやっているシーンや、ちびうさがまもちゃんとゴーカートに乗っちゃって、『なんで私だけ一人…?』となるようなシーンは、乙女の熱を燃やして演じていました」と楽しそうに明かし、「おバカというか(笑)、そういう面と正義の戦士というギャップ、振り幅の大きいところも、うさぎちゃんのキャラクターの魅力」と語っていた。

取材・文/成田おり枝

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